

*ストーリーの結末詳細な内容が記載されていますのでご注意下さい。
オレゴン魂
Rooster Cogburn (1975)
| 評価・ お勧め度(満点★5個) ★★★★☆ スタッフ・キャスト/製作年度/ 製作費/上映時間/興行収入他 ストーリー 解説 You Tube 関連動画 |
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スタッフ・キャスト
監督:スチュアート・ミラー
製作:ハル・B・ウォリス
脚本:マーティン・ジュリアン
撮影:ハリー・ストラドリングJr.
編集:ロバート・スウィンク
音楽:ローレンス・ローゼンタール
出演
ジョン・ウェイン:ルーベン・J・“ルースター”コグバーン
キャサリン・ヘプバーン:ユーラ・グッドナイト
リチャード・ジョーダン:ホーク
アンソニー・ザーブ:ブリード
ジョン・マッキンタイア:パーカー判事
ストローザー・マーティン:シャンハイ・マッコイ
ポール・コスロ:ルーク
リチャード・ロマンチート:ウルフ
ジャック・コーヴィン:レッド
レーン・スミス:リロイ
アメリカ映画
配給 ユニバーサル映画
1975年製作 107分
公開
北米:1975年10月17日
日本:1976年10月30日
北米興行収入 $8,022,000
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ストーリー
連邦保安官ルースター・コグバーン(ジョン・ウェイン)の行き過
ぎた行動を非難するパーカー判事(ジョン・マッキンタイア)は、
ルースターからバッジを取りあげてしまう。
無法者ホーク(リチャード・ジョーダン)は、道案内役のブリード
(アンソニー・ザーブ)ら仲間と共謀して軍のニトログリセリンを
奪い金と交換する計画を実行する。
その事件の知らせを受け、パーカー判事は手のひらを返した
ように、犯人一味のブリードとかつて親交のあったルースター
にホーク一味の追跡逮捕を依頼する。
報奨金2000ドルと倍額の退職金や終身保安官の地位保証を
条件にルースターはそれを快諾する。
ホークは伝道活動をする牧師親子の元を休息のため訪ね、
牧師の娘ユーラ(キャサリン・ヘプバーン)を脅すが、彼女は
たじろぎもせず毅然とした態度で対応する。
しかし、ホークらはその夜先住民やユーラの父を撃ち殺して
しまう。
ルースターは、ホーク一味の追跡を単独ではじめフォート・ルビー
に向かい、被害にあったユーラの元にたどり着く。
ルースターは手短にホークの犯行を説明し、ユーラの身の安全
を考え彼女を安全な場所に連れて行くことにする。
父を殺された先住民の少年ウルフ(リチャード・ロマンチート)も
同行し、途中でユーラ達を交易所の知合いに預けホーク追跡
に向かったルースターだが、ユーラ達も銃を手に入れ彼を追う。
岩場で荷馬車の車輪が壊れたホークは、ブリードを連れ金の
受け渡し場所の町の様子を見に行く。
説教じみた話ばかりするユーラにてこずりながら、荷馬車を
見つけたルースターは、ユーラとウルフの協力で、加勢がいる
と見せ掛け一味を脅し馬車を奪うことに成功する。
しかし、政府に水増し請求しようとし、食料を射撃練習に使い、
なにより大酒のみのルースターの愚かさにユーラは呆れてし
まう。
やがてルースターは、女性とは思えない気骨さをもつユーラと
打解けるようになり、粗暴だが飾り気のないルースターとユーラ
にほのかな友情が芽生え始める。
野営の最中、見張りのウルフがホークらに捕まってしまうが、
ウルフは隙を見て敵の手を逃れ、ユーラがガトリング銃で敵
を威嚇しホークらを追い払う。
シャンハイ・マッコイ(ストローザー・マーティン)のいかだを脅し
て借り受けたルースターらはニトログリセリンを積み込み川を
下り始める。
ルースターに恩のあるブリードは、ルースターにホークらが待ち
伏せしていることを知らせるが、ホークはブリードの裏切りを知
り彼を殺す。
ルースターのいかだとホークの銃撃戦が始まるが、いかだが
激流に巻き込まれガトリング銃が川に落ちてしまう。
ルースターは、敵を欺くために最後の手段でニトログリセリンを
川に流し、ユーラが助けを乞いながらいかだを進ませる作戦に
でる。
ニトログリセリンがホークらまで流れ着いたころ、ルースターは
それを狙い撃ちし敵を倒す。
決戦には勝ったが職を失ったルースターを、必死に弁護する
ユーラのあまりの迫力に、パーカー判事は折れルースターの
復職を認めてしまう。
ユーラとウルフはフォート・ルビーに戻ることになり、ルースター
は多くを語らずユーラの禁ずる酒を彼女と酌み交わし別れる。
しかし、ルースターの勇気を称えずにいられないユーラは引き
返し、ルースターが男の鑑だと賞賛し知合えたことに感謝し去っ
て行く。
ほめられたのかけなされたのか疑問に思いながらも、ルースター
は微笑みながら彼女らを見送る。
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解説
同じ歳同士の大スター、ジョン・ウェイン
とキャサリン・ヘプバーンが共演した
痛快西部劇。
ジョン・ウェインがアカデミー主演賞を
受賞した「勇気ある追跡」の登場人物
ルースター・コグバーンを主人公にした
続編とも言える作品。
70年代半ばにこれだけの雰囲気を
だした西部劇が作れるのはやはり
ジョン・ウェインの長年のキャリアの
賜物だろう。
翌年の遺作「ラスト・シューティスト」
では、痛々しくて見るに耐えない
シーンが多かったウェインだが、
この作品では、傍若無人ともいえる
行動と豪放磊落な実にウェインらしい
作品になっている。
キャサリン・ヘプバーンの華奢な体
とウェインの巨体の対比、機関銃の
ように喋り捲り、自分の主張を通そう
とする二人のやり取りがコミカルに
描かれ、両者とも楽しそうに演じて
いるのがありありと見える。
既に3回アカデミー主演を受賞していた
キャサリン・ヘプバーンは、この6年後
「黄昏」で4度目の受賞を果たすこと
になり、70歳手前にして説得力のある
見事な演技を見せてくれる。
疲れた彼女をウェインがマッサージする
ほのぼのしたシーンが印象に残る。
ウェインの勇気をを称えながら去っていく
ラストもなかなかいい。
「ラスト・シューティスト」は未公開になり
かけ、ウェイン死亡と同時に公開され
た経緯があったが、この作品も北米
公開から1年遅れとなり公開が危ぶまれた。
劇場公開の時、オープニングで
スクリーンに映し出される”JOHN WAYNE”
というクレジットを見ただけで涙が溢れ
出たことを今でも思い出す。
悪党のリーダーリチャード・ジョーダン、
その一味だが、ルースターに恩があり
彼らを助けるアンソニー・ザーブ、
判事ジョン・マッキンタイア、いかだを
強引に持っていかれる「勇気ある追跡」
でも違う役で登場したストローザー・マーティン
などが共演し、まだ若いレーン・スミスも
悪党一味の端役で登場する。
ローレンス・ローゼンタールの軽快かつ
勇ましい音楽も印象に残る。
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