
*ストーリーの結末詳細な内容が記載されていますのでご注意下さい。
ロード・オブ・ザ・リング
The Lord of the Rings:
The Fellowship of the Ring (2001)
・ファンタジー
WebSite(E)
・・・・・
スタッフ・キャスト
監督:ピーター・ジャクソン
製作総指揮
マーク・オーデスキー
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
ロバート・シェイ
マイケル・リン
製作
ピーター・ジャクソン
バリー・M・オズボーン
ティム・サンダース
フラン・ウォルシュ
原作:J・R・R・トールキン
脚本
フラン・ウォルシュ
フィリパ・ボウエン
ピーター・ジャクソン
撮影:アンドリュー・レスニー
編集:ジョン・ギルバート
美術・装置
グラント・メジャー
ダン・ヘナ
音楽:ハワード・ショア
主題歌:エンヤ"May It Be" "Aniron"
出演
フロド・バギンズ:イライジャ・ウッド
サムワイズ・ギャムジー(サム):ショーン・アスティン
ペレグリン・トゥック(ピピン):ビリー・ボイド
メリアドク・ブランディバック(メリー):ドミニク・モナハン
ガンダルフ:イアン・マッケラン
アラゴルン:ヴィゴ・モーテンセン
ギムリ:ジョン・リス=デイヴィス
レゴラス:オーランド・ブルーム
ボロミア:ショーン・ビーン
ガラドリエル:ケイト・ブランシェット
サルマン:クリストファー・リー
エルロンド卿:ヒューゴ・ウィーヴィング
アルウェン:リヴ・タイラー
ビルボ・バギンズ:イアン・ホルム
ケレボルン:マートン・チョーカシュ
ゴラム:アンディ・サーキス
ラーツ:ローレンス・マコーレ
サウロン:サラ・ベイカー
イシルドゥア:ハリー・シンクレア
アメリカ/ニュージーランド映画
配給 ニュー・ライン・シ ネマ
2001年製作 178分(特別編208分)
公開
北米:2001年12月19日
日本:2002年3月2日
ニュージーランド:2001年12月20日
製作費 $93,000,000
北米興行収入 $314,776,114
世界 $869,797,416
・・・・・
アカデミー賞
第74回アカデミー賞
・受賞
撮影・視覚効果・メイクアップ・作曲賞
・ノミネート
作品・監督・助演男優(イアン・マッケラン)・脚色・編集・録音
美術・歌曲・衣装デザイン賞
・・・・・
ストーリー
すべては指輪の誕生で始まる・・・・
3つの指輪が”エルフ”のものになり、不死の命を持つ賢く美しい
種族となる、7つは”ドワーフ”の族長に渡り鉱石採掘と細工物に
優れた種族に、そして9つは”人間”に贈られ何よりも権力を欲
すことになる。
指輪で、各種族は自らを治める力を得たはずだったが、指輪は
もう一つあり彼らは欺かれたのだ。
モルドール国の”滅びの山”で冥王サウロン(サラ・ベイカー)は、
密かに他に勝る指輪を造ったのだ。
その指輪にサウロンが注いだのは、邪悪な残忍さと支配欲で、
全世界を支配する指輪だった。
”中つ国”(ミドル・アース)の自由な大地は、指輪の魔力に屈し
ていたが、モルドールの大軍に対し人間とエルフの連合軍は、
中つ国の自由をかけて”滅びの山”の中腹で戦うが勝利を目前
にし指輪の力は彼らを圧倒する。
サウロンの前に希望をが失いかけたその瞬間、イシルドゥア
(ハリー・シンクレア)は父王の剣を取り指輪のはまったサウロン
の指を切り落とすと、敵軍とサウロンは滅び去った。
指輪はイシルドゥアの手に渡り、それは悪を永遠に葬る絶好の
機会だったが、堕落の道をたどるのが人間の心で、自らの意思
をもつ指輪はイシルドゥアを裏切り彼を死に導き、この教訓は
忘却の中に埋もれ、歴史は伝説となり、伝説は神話となった。
そして2500年が経ち、指輪は忘れ去られていたが、ふとしたこ
とで指輪は新しい持ち主を得る。
新しい指輪の持ち主”ゴラム”(アンディ・サーキス)は、指輪と
共に”霜降り山脈”の洞窟に潜みその虜となってしまい、指輪
は500年にわたり彼の心を毒し続け、暗い洞窟で指輪は時の
到来を待った。
そして指輪はゴラムの元を離れ、”ホビット”のビルボ・バギンズ
(イアン・ホルム)という指輪に似つかわしくない者の手に渡り、
ホビットがあらゆる種族の運命を左右することになる。
__________
60年後の”ホビット庄”、ビルボ・バギンズの111歳の誕生日を祝
うために村は大騒ぎだった。
魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)も村に姿を現し、盛大
な祝宴が繰り広げられるが、ビルボはスピーチで旅立つことを
告げ不思議な指輪をはめ突然姿を消してしまう。
ビルボは家に戻り、ガンダルフに養子のフロド(イライジャ・ウッド)
と指輪を託し旅立って行く。
ガンダルフは指輪の秘密を調べ、指輪に刻まれた文字を浮かび
上がらせ、フロドにそれを説明する。
指輪と共に生き残ったサウロンの魂は、全力をかけ指輪を探し
はじめていて、捕らえられたゴラムがホビット庄とビルボの名前
を吐いてしまった事実もガンダルフは語る。
フロドは指輪をガンダルフに渡そうとするが、彼はそれを拒み
仕方なくフロドは指輪を持ち、その話を聞いてしまった庭師の
サム(ショーン・アスティン)と共に旅立つ決意をする。
ガンダルフは、白の賢者サルマン(クリストファー・リー)に助言を
求めにいくが、彼はサウロンと手を組むようガンダルフを誘惑し
それを聞き入れない彼を捕えてしまう。
フロドとサムは途中、友人のメリー(ドミニク・モナハン)とピピン
(ビリー・ボイド)に出くわし、ガンダルフと落ち合うためブリー村
に向かうことになる。
ブリー村に着いたフロドらは、アラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)
という放浪者から、ガンダルフが来る前に追っ手である指輪の
しもべ”ナズグル”が現れることを知らされ、フロドらはアラルゴン
と共にエルフの国の”裂け谷”エルロンドの館に向かう。
一行は野営中にナズグルに襲われ、フロドは指輪をはめ姿を
消すが肩を剣で刺されてしまい、アルゴルンが敵を追い払う。
一方、サルマンは森の木を倒し火を焚き甲冑を作り、人間と
オークを掛け合わせたウルク=ハイの大軍隊を組織していた
のだ。
捕らわれの身のガンダルフは、巨大鷲グワイヒアの助けで脱出
し”裂け谷”に急ぐ。
呪いの剣で傷つけられたフロドは見る見る衰弱するが、エルフ
の姫アルウェン(リヴ・タイラー)が現れ彼を連れエルロンドの館
に向かう。
ナズグルの追撃を振り切り館に着いたフロドは、エルロンド卿
(ヒューゴ・ウィーヴィング)に命を救われる。
回復したフロドはサム達を迎え、館内で旅立ったビルボと再会
し、彼が”ホビットの冒険”という題名で書を書き残しているの
を知る。
エルロンドは中つ国の危機を救うべく、各種族を集め会議を開
き対策を練る。
指輪を葬るためには、モルドール国の滅びの山の火口に指輪
を投げ込むしかないのだ。
アルゴルンがイシルドゥアの末裔とわかるが、それに敬意を表
さないゴンドールの執政の息子ボロミアン(ショーン・ビーン)は、
レゴラス(オーランド・ブルーム)やギムリ(ジョン・リス=デイヴィス)
らと言い争いになる。
そんな中、フロドが自らの手で指輪を葬る意思を示し、アルゴルン
が 彼を守ることを誓いレゴラスやギムリも続き、ボロミアンもそれ
に従うことを告げ、サム、メリー、ピピンも名乗りをあげガンドルフ
を含む9人の旅の仲間、”指輪が結ぶ旅の仲間”が誕生すろ。
そしてフロドは、かつてビルボが愛用したエルフの短剣とミスリル
を譲られ戦いの旅に向かう。
一行はサルマンの策略で危険な道”モリアの坑道”を通るこ
とになり、オークに支配され廃墟となったドワーフの地下宮殿
”ドワローデルフ”にたどり着く。
しかし、ピピンの失態でオークに気づかれ襲撃を受け、フロドは
巨獣トロルに槍で刺されるが、ビルボのミスリルを着ていたお陰
で命拾いをする。
その場を逃れる一行だが、古代に生まれた悪鬼バルログが迫
り、崩れかけた階段でガンダルフがバルログに立ちふさがりる
が、バルログもろとも彼も谷底に転落してしまう。
坑道を抜けた一行は、ガンダルフの死を悲しみロスロリアンの
森でエルフ達に出会い協力を要請し、エルフは王女ガラドリエル
(ケイト・ブランシェット)の元に彼らを連れて行く。
ガラドリエルはフロドを勇気付け、闇夜を照らすエルフが大切に
している星”エアレンディルの光”が入ったガラス瓶を手渡す。
一行は岸辺に船を止め夜になるのを待つが、森にいたフロドに
我を失ったボロミアがに指輪を渡すように襲い掛かる。
フロドは指輪をはめ姿を隠すが、彼を見つけたアラルゴンまで
もをフロドは疑ってしまう。
その時、フロドは危険を察知しアラルゴンが現れたウルク=ハイ
の大軍に立ち向かう。
レゴラスとギムリも加勢するが、フロドを逃がしたメリーとピピン
を助けるためにボロミアが犠牲になる。
アラルゴンは、フロドの行動を彼の運命に任せ、レゴラスとギムリ
を伴い連れ去られたメリーとピピンを救いに向かう。
フロドは後追ってきたサムと共に、モルドールの”滅びの山”を
目指し旅を続ける。
・・・・・
解説
1954年〜1955年に発表された
J・R・R・トールキンの、3部作からなる
「指輪物語」を原作にした作品。
参考:
・『ロード・オブ・ザ・リング』旅の仲間(2001)
・『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』(2002)
・『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003)
壮大なスケールで描く、映画史上に
残るファンタジー・ドラマの傑作で
3部作の第1作目。
興行収入でも3作共に歴代の上位
を占める大ヒットとなったシリーズで
3作の合計が全世界で約30億ドルと
いうとてつもない記録を打ち立てている。
この年のアカデミー賞では作品賞を
はじめ、実に13部門にノミネートされ
撮影賞など4部門で受賞した。
作曲賞を受賞したハワード・ショア
のゆったりとした美しい音楽と、同じく
候補になったエンドロールで流れる
エンヤの主題歌"May It Be" "Aniron"
は、ドラマの余韻が残る中でうっとり
してしまう。
抜きんでた大スターが主演したわけ
ではないが、多彩な登場人物など原作
を読んでいないと解りにくい複雑な
ストーリーを、ゆるやかな展開で丁寧に
描いたピーター・ジャクソンの演出で、
物語を知らなくても理解しやすく、子供
から大人まで十分楽しめる。
CGを多用してるとは言え、ロケ地となっ
たニュージーランドの大自然の美しさは
素晴らしいとしか言いようがない。
この第1作で、度肝を抜かれた映像美
やスケールの大きな戦闘シーンは、今後
続編ではそれを遥かにしのぐ物になって
いくところが驚かされる。
派手な部分だけでなく、人間とホビットと
の身長差が違和感なく見える工夫や、
メイクアップや衣装なども見事な出来栄えだ。
主人公イライジャ・ウッドは、メイクをし
ている訳でもないいつもの彼なのだが、
妙にこのファンタジー物語にぴったりの
容姿風貌で、素晴らしいキャスティング
だと思う。
9人の“旅の仲間”のリーダー魔法使い
のガンダルフ演ずるイアン・マッケラン
と、今後ドラマの中心人物となっていく
指輪の持ち主の末裔ヴィゴ・モーテンセン
の勇気と活躍がこの作品では目を引く。
主人公フロドに忠誠を誓い供をする
ショーン・アスティン、ビリー・ボイド、
ドミニク・モナハン、ドワーフの戦士
でどう見ても彼に見えないメイクが
見事なジョン・リス=デイヴィス、
弓の名手で貴公子のようだが実に
頼もしいオーランド・ブルーム、
旅の目的を理解しながらも、指輪を
葬ることに疑問も抱くゴンドールの
執政の長子ショーン・ビーン、
正に妖精のような美しさで登場する
ケイト・ブランシェットとリヴ・タイラー、
冥王サウロンに寝返るクリストファー・リー、
裂け谷の主人ヒューゴ・ウィーヴィング、
そして、この物語のきっかけをつくる
モビットのイアン・ホルムなどが共演
している。
・・・・・
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The Fellowship of the Ring (2001)
↑ DVD情報他 ↑ | 評価・お勧め度(満点★5個) ★★★★★ スタッフ・キャスト/製作年度/ 製作費/上映時間/興行収入他 アカデミー賞 ストーリー 解説 |
WebSite(E)
・・・・・
スタッフ・キャスト
監督:ピーター・ジャクソン
製作総指揮
マーク・オーデスキー
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
ロバート・シェイ
マイケル・リン
製作
ピーター・ジャクソン
バリー・M・オズボーン
ティム・サンダース
フラン・ウォルシュ
原作:J・R・R・トールキン
脚本
フラン・ウォルシュ
フィリパ・ボウエン
ピーター・ジャクソン
撮影:アンドリュー・レスニー
編集:ジョン・ギルバート
美術・装置
グラント・メジャー
ダン・ヘナ
音楽:ハワード・ショア
主題歌:エンヤ"May It Be" "Aniron"
出演
フロド・バギンズ:イライジャ・ウッド
サムワイズ・ギャムジー(サム):ショーン・アスティン
ペレグリン・トゥック(ピピン):ビリー・ボイド
メリアドク・ブランディバック(メリー):ドミニク・モナハン
ガンダルフ:イアン・マッケラン
アラゴルン:ヴィゴ・モーテンセン
ギムリ:ジョン・リス=デイヴィス
レゴラス:オーランド・ブルーム
ボロミア:ショーン・ビーン
ガラドリエル:ケイト・ブランシェット
サルマン:クリストファー・リー
エルロンド卿:ヒューゴ・ウィーヴィング
アルウェン:リヴ・タイラー
ビルボ・バギンズ:イアン・ホルム
ケレボルン:マートン・チョーカシュ
ゴラム:アンディ・サーキス
ラーツ:ローレンス・マコーレ
サウロン:サラ・ベイカー
イシルドゥア:ハリー・シンクレア
アメリカ/ニュージーランド映画
配給 ニュー・ライン・シ ネマ
2001年製作 178分(特別編208分)
公開
北米:2001年12月19日
日本:2002年3月2日
ニュージーランド:2001年12月20日
製作費 $93,000,000
北米興行収入 $314,776,114
世界 $869,797,416
・・・・・
アカデミー賞
第74回アカデミー賞
・受賞
撮影・視覚効果・メイクアップ・作曲賞
・ノミネート
作品・監督・助演男優(イアン・マッケラン)・脚色・編集・録音
美術・歌曲・衣装デザイン賞
・・・・・
ストーリー
すべては指輪の誕生で始まる・・・・
3つの指輪が”エルフ”のものになり、不死の命を持つ賢く美しい
種族となる、7つは”ドワーフ”の族長に渡り鉱石採掘と細工物に
優れた種族に、そして9つは”人間”に贈られ何よりも権力を欲
すことになる。
指輪で、各種族は自らを治める力を得たはずだったが、指輪は
もう一つあり彼らは欺かれたのだ。
モルドール国の”滅びの山”で冥王サウロン(サラ・ベイカー)は、
密かに他に勝る指輪を造ったのだ。
その指輪にサウロンが注いだのは、邪悪な残忍さと支配欲で、
全世界を支配する指輪だった。
”中つ国”(ミドル・アース)の自由な大地は、指輪の魔力に屈し
ていたが、モルドールの大軍に対し人間とエルフの連合軍は、
中つ国の自由をかけて”滅びの山”の中腹で戦うが勝利を目前
にし指輪の力は彼らを圧倒する。
サウロンの前に希望をが失いかけたその瞬間、イシルドゥア
(ハリー・シンクレア)は父王の剣を取り指輪のはまったサウロン
の指を切り落とすと、敵軍とサウロンは滅び去った。
指輪はイシルドゥアの手に渡り、それは悪を永遠に葬る絶好の
機会だったが、堕落の道をたどるのが人間の心で、自らの意思
をもつ指輪はイシルドゥアを裏切り彼を死に導き、この教訓は
忘却の中に埋もれ、歴史は伝説となり、伝説は神話となった。
そして2500年が経ち、指輪は忘れ去られていたが、ふとしたこ
とで指輪は新しい持ち主を得る。
新しい指輪の持ち主”ゴラム”(アンディ・サーキス)は、指輪と
共に”霜降り山脈”の洞窟に潜みその虜となってしまい、指輪
は500年にわたり彼の心を毒し続け、暗い洞窟で指輪は時の
到来を待った。
そして指輪はゴラムの元を離れ、”ホビット”のビルボ・バギンズ
(イアン・ホルム)という指輪に似つかわしくない者の手に渡り、
ホビットがあらゆる種族の運命を左右することになる。
__________
60年後の”ホビット庄”、ビルボ・バギンズの111歳の誕生日を祝
うために村は大騒ぎだった。
魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)も村に姿を現し、盛大
な祝宴が繰り広げられるが、ビルボはスピーチで旅立つことを
告げ不思議な指輪をはめ突然姿を消してしまう。
ビルボは家に戻り、ガンダルフに養子のフロド(イライジャ・ウッド)
と指輪を託し旅立って行く。
ガンダルフは指輪の秘密を調べ、指輪に刻まれた文字を浮かび
上がらせ、フロドにそれを説明する。
指輪と共に生き残ったサウロンの魂は、全力をかけ指輪を探し
はじめていて、捕らえられたゴラムがホビット庄とビルボの名前
を吐いてしまった事実もガンダルフは語る。
フロドは指輪をガンダルフに渡そうとするが、彼はそれを拒み
仕方なくフロドは指輪を持ち、その話を聞いてしまった庭師の
サム(ショーン・アスティン)と共に旅立つ決意をする。
ガンダルフは、白の賢者サルマン(クリストファー・リー)に助言を
求めにいくが、彼はサウロンと手を組むようガンダルフを誘惑し
それを聞き入れない彼を捕えてしまう。
フロドとサムは途中、友人のメリー(ドミニク・モナハン)とピピン
(ビリー・ボイド)に出くわし、ガンダルフと落ち合うためブリー村
に向かうことになる。
ブリー村に着いたフロドらは、アラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)
という放浪者から、ガンダルフが来る前に追っ手である指輪の
しもべ”ナズグル”が現れることを知らされ、フロドらはアラルゴン
と共にエルフの国の”裂け谷”エルロンドの館に向かう。
一行は野営中にナズグルに襲われ、フロドは指輪をはめ姿を
消すが肩を剣で刺されてしまい、アルゴルンが敵を追い払う。
一方、サルマンは森の木を倒し火を焚き甲冑を作り、人間と
オークを掛け合わせたウルク=ハイの大軍隊を組織していた
のだ。
捕らわれの身のガンダルフは、巨大鷲グワイヒアの助けで脱出
し”裂け谷”に急ぐ。
呪いの剣で傷つけられたフロドは見る見る衰弱するが、エルフ
の姫アルウェン(リヴ・タイラー)が現れ彼を連れエルロンドの館
に向かう。
ナズグルの追撃を振り切り館に着いたフロドは、エルロンド卿
(ヒューゴ・ウィーヴィング)に命を救われる。
回復したフロドはサム達を迎え、館内で旅立ったビルボと再会
し、彼が”ホビットの冒険”という題名で書を書き残しているの
を知る。
エルロンドは中つ国の危機を救うべく、各種族を集め会議を開
き対策を練る。
指輪を葬るためには、モルドール国の滅びの山の火口に指輪
を投げ込むしかないのだ。
アルゴルンがイシルドゥアの末裔とわかるが、それに敬意を表
さないゴンドールの執政の息子ボロミアン(ショーン・ビーン)は、
レゴラス(オーランド・ブルーム)やギムリ(ジョン・リス=デイヴィス)
らと言い争いになる。
そんな中、フロドが自らの手で指輪を葬る意思を示し、アルゴルン
が 彼を守ることを誓いレゴラスやギムリも続き、ボロミアンもそれ
に従うことを告げ、サム、メリー、ピピンも名乗りをあげガンドルフ
を含む9人の旅の仲間、”指輪が結ぶ旅の仲間”が誕生すろ。
そしてフロドは、かつてビルボが愛用したエルフの短剣とミスリル
を譲られ戦いの旅に向かう。
一行はサルマンの策略で危険な道”モリアの坑道”を通るこ
とになり、オークに支配され廃墟となったドワーフの地下宮殿
”ドワローデルフ”にたどり着く。
しかし、ピピンの失態でオークに気づかれ襲撃を受け、フロドは
巨獣トロルに槍で刺されるが、ビルボのミスリルを着ていたお陰
で命拾いをする。
その場を逃れる一行だが、古代に生まれた悪鬼バルログが迫
り、崩れかけた階段でガンダルフがバルログに立ちふさがりる
が、バルログもろとも彼も谷底に転落してしまう。
坑道を抜けた一行は、ガンダルフの死を悲しみロスロリアンの
森でエルフ達に出会い協力を要請し、エルフは王女ガラドリエル
(ケイト・ブランシェット)の元に彼らを連れて行く。
ガラドリエルはフロドを勇気付け、闇夜を照らすエルフが大切に
している星”エアレンディルの光”が入ったガラス瓶を手渡す。
一行は岸辺に船を止め夜になるのを待つが、森にいたフロドに
我を失ったボロミアがに指輪を渡すように襲い掛かる。
フロドは指輪をはめ姿を隠すが、彼を見つけたアラルゴンまで
もをフロドは疑ってしまう。
その時、フロドは危険を察知しアラルゴンが現れたウルク=ハイ
の大軍に立ち向かう。
レゴラスとギムリも加勢するが、フロドを逃がしたメリーとピピン
を助けるためにボロミアが犠牲になる。
アラルゴンは、フロドの行動を彼の運命に任せ、レゴラスとギムリ
を伴い連れ去られたメリーとピピンを救いに向かう。
フロドは後追ってきたサムと共に、モルドールの”滅びの山”を
目指し旅を続ける。
・・・・・
解説
1954年〜1955年に発表された
J・R・R・トールキンの、3部作からなる
「指輪物語」を原作にした作品。
参考:
・『ロード・オブ・ザ・リング』旅の仲間(2001)
・『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』(2002)
・『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003)
壮大なスケールで描く、映画史上に
残るファンタジー・ドラマの傑作で
3部作の第1作目。
興行収入でも3作共に歴代の上位
を占める大ヒットとなったシリーズで
3作の合計が全世界で約30億ドルと
いうとてつもない記録を打ち立てている。
この年のアカデミー賞では作品賞を
はじめ、実に13部門にノミネートされ
撮影賞など4部門で受賞した。
作曲賞を受賞したハワード・ショア
のゆったりとした美しい音楽と、同じく
候補になったエンドロールで流れる
エンヤの主題歌"May It Be" "Aniron"
は、ドラマの余韻が残る中でうっとり
してしまう。
抜きんでた大スターが主演したわけ
ではないが、多彩な登場人物など原作
を読んでいないと解りにくい複雑な
ストーリーを、ゆるやかな展開で丁寧に
描いたピーター・ジャクソンの演出で、
物語を知らなくても理解しやすく、子供
から大人まで十分楽しめる。
CGを多用してるとは言え、ロケ地となっ
たニュージーランドの大自然の美しさは
素晴らしいとしか言いようがない。
この第1作で、度肝を抜かれた映像美
やスケールの大きな戦闘シーンは、今後
続編ではそれを遥かにしのぐ物になって
いくところが驚かされる。
派手な部分だけでなく、人間とホビットと
の身長差が違和感なく見える工夫や、
メイクアップや衣装なども見事な出来栄えだ。
主人公イライジャ・ウッドは、メイクをし
ている訳でもないいつもの彼なのだが、
妙にこのファンタジー物語にぴったりの
容姿風貌で、素晴らしいキャスティング
だと思う。
9人の“旅の仲間”のリーダー魔法使い
のガンダルフ演ずるイアン・マッケラン
と、今後ドラマの中心人物となっていく
指輪の持ち主の末裔ヴィゴ・モーテンセン
の勇気と活躍がこの作品では目を引く。
主人公フロドに忠誠を誓い供をする
ショーン・アスティン、ビリー・ボイド、
ドミニク・モナハン、ドワーフの戦士
でどう見ても彼に見えないメイクが
見事なジョン・リス=デイヴィス、
弓の名手で貴公子のようだが実に
頼もしいオーランド・ブルーム、
旅の目的を理解しながらも、指輪を
葬ることに疑問も抱くゴンドールの
執政の長子ショーン・ビーン、
正に妖精のような美しさで登場する
ケイト・ブランシェットとリヴ・タイラー、
冥王サウロンに寝返るクリストファー・リー、
裂け谷の主人ヒューゴ・ウィーヴィング、
そして、この物語のきっかけをつくる
モビットのイアン・ホルムなどが共演
している。
・・・・・
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