
*ストーリーの結末詳細な内容が記載されていますのでご注意下さい。
シビル・アクション
A Civil Action (1998)
・ドラマ(社会派)
・・・・・
スタッフ・キャスト
監督:スティーヴン・ザイリアン
製作
スコット・ルーディン
ロバート・レッドフォード
レイチェル・ファイファー
原作:ジョナサン・ハー
脚本:スティーヴン・ザイリアン
撮影:コンラッド・L・ホール
編集:ウェイン・ワーマン
音楽:ダニー・エルフマン
出演
ジョン・トラヴォルタ:ジャン・シュリットマン
ロバート・デュヴァルジェローム・ファッチャー
トニー・シャルーブ:ケヴィン・コンウェイ
ウィリアム・H・メイシー:ジェームズ・ゴードン
ダン・ヘダヤ:ジョン・ライリー
ジェリコ・イヴァネク:ビル・クローリー
ブルース・ノリス:ウィリアム・チーズマン
ジョン・リスゴー:スキナー判事
キャスリーン・クインラン:アン・アンダーソン
ジェームズ・ガンドルフィーニ:アル・ラヴ
シドニー・ポラック:アル・ユースティス
キャッシー・ベイツ:判事
アメリカ映画
配給
タッチストーン・ピクチャーズ(北米)
パラマウント映画(世界)
1998年製作 114分
公開
北米:1998年12月25日
日本:2000年2月5日
製作費 $60,000,000
北米興行収入 $56,702,901
・・・・・
アカデミー賞
第71回アカデミー賞
・ノミネート
助演男優(ロバート・デュヴァル)・撮影賞
・・・・・
ストーリー
ボストンで4人の同僚と法律事務所を経営するやり手の弁護士
ジャン・シュリットマン(ジョン・トラヴォルタ)は、ある日ラジオ番組
出演中に2年前に子供を白血病で亡くした女性アン・アンダーソン
(キャスリーン・クインラン)からの相談を受ける。
子供を扱った訴訟はドラマになるとみたジャンは、早速アンの元
に向かうが、勝訴の可能性がなく金になりそうもない相談に対し
弁護を断ってしまう。
帰り道、スピード違反で警察にとめられたジャンは、足元の川が
気になり調べると、製革工場から汚染された排水が川に流れて
いるのを発見、大手化学会社の運搬トラックなども目撃する。
この案件が金になると見たジャンは早速、関係する2社に対し
訴訟を起こし、テレビで子供の写真を差し出し自分達の訴えが
金目当てでないというパフォーマンスまでする。
製革工場の従業員アル・ラヴ(ジェームズ・ガンドルフィーニ)は、
付近の住民に異状が出ているのを黙っていられず、会社側に
不利になる証言をするかを悩む。
廃棄物探し、製革工場社長ライリー(ダン・ヘダヤ)の聴取など、
事務所総出でこの件にのめり込んだ結果、事務所の出費が嵩
みジャン達は資金難に陥ってしまう。
8人の子供を抱えるラヴは、将来への不安からアンを訪ね相談
し、会社の不正をジャンに話すことにする。
相手側弁護士ファッチャー(ロバート・デュヴァル)は、勝ち目が
出てきたジャンに対し、経費分負担を条件に手を引くよう持ち
かける。
しかし、自分達の利益だけを考えていたジャンに、住民の悲痛
な訴えが心をよぎるようになり、和解を求めてきた相手側に対
し3億2000万ドルの賠償責任を要求するが、それを拒否され
ついに裁判になってしまう。
財務担当のゴードン(ウィリアム・H・メイシー)は、裁判費用の
不足を懸念するがジャンの意思は固かった。
そして裁判は始まり、被害者家族を証言台に立たせ悲しませ
るよりも、綿密な地質学データなどの証明を優先すべきだとい
うスキナー判事(ジョン・リスゴー)とファッチャーの意見が尊重さ
れ長引く裁判にジャンは苦しむ。
さらに、ファッチャーから2000万ドルの和解金を提示されるが
それをジャンは拒否し、結局、1社の訴訟は続くがファッチャー
が弁護する会社は無罪となる。
ジャンは、当事者の化学会社グレース社のアル・ユースティス
(シドニー・ポラック)から800万ドルを受け取り、住民に分配しよ
うとするが、住民は金ではなく会社側の謝罪を要求する。
どうすることもできないジャンだったが、住民たちを簡単には見
捨てられず、同僚のゴードンやケヴィン(トニー・シャルーブ)は
ジャンの元を去っていく。
ジャンは一人で小さな事務所を構え細々と仕事を始めるが、
どうしても汚染された町のことが頭から離れず、もう一度資料
を洗い直し、製革工場社長ライリーが汚染物質の廃棄を命じ
た事実を突き止め、ジャンは証拠書類を環境保護庁に送る。
__________
ライリーの証拠隠滅をスキナー判事が認め、製革工場は取り
壊され、グレース社は環境保護庁より薬品使用の虚偽供述を
大陪審に告発され工場は閉鎖される。
2社は裁判再会を避け、6940万ドルの土壌浄化費を支払った。
自己破産したジャンは数年かけて借金を返済し、環境法専門
の弁護士として廃水汚染事件を扱っている。
・・・・・
解説
1995年に発表されたジョナサン・ハー
の同名小説の映画化で、事実を基に
した物語。
拝金主義者の弁護士が、ある住民訴訟
を手がけたのがきっかけで、人間性や
正義感などに目覚め、自己破産してまで
も人々のために尽くすというストーリー。
アメリカの弁護士社会の仕組みや弁護士
の駆け引きなどを赤裸々に描き、脚本家
でもある監督スティーヴン・ザイリアンの手
で丁寧に描かれている。
コメディタッチで始まる冒頭シーンから
徐々にシリアスな展開に変わり、ラスト
はヒューマンドラマのような形で終わる
色々な要素が含まれたストーリーになっ
ている。
絶頂期を迎えているジョン・トラヴォルタ
の自信あふれる充実した演技が見もので、
軽いノリのオープニングから、改心し人々
のために尽くそうとする中盤以降の変貌
ぶりも見応え十分。
破産して、しみじみと自分の弁護士人生を
振り返るやわらかな彼の表情が印象的だ。
ロバート・デュヴァルのアカデミー助演賞
候補になった、感情を抑えた老練弁護士
役も忘れがたい名演だ。
主人公と共に自分を犠牲にしてまで裁判
を戦うものの力尽き事務所を離れる、
トニー・シャルーブ、ウィリアム・H・メイシー、
廃棄物隠滅を隠し通そうとする製革工場主
ダン・ヘダヤ、判事ジョン・リスゴー、裁判の
きっかけをつくるキャスリーン・クインラン、
子供の将来を思い勇気を出し会社の不正を
証言するジェームズ・ガンドルフィーニ、
またカメオ出演でシドニー・ポラックと
キャッシー・ベイツも出演している。
・・・・・
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↑ DVD情報他 ↑ | 評価・お勧め度(満点★5個) ★★★★☆ スタッフ・キャスト/製作年度/ 製作費/上映時間/興行収入他 アカデミー賞 ストーリー 解説 |
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スタッフ・キャスト
監督:スティーヴン・ザイリアン
製作
スコット・ルーディン
ロバート・レッドフォード
レイチェル・ファイファー
原作:ジョナサン・ハー
脚本:スティーヴン・ザイリアン
撮影:コンラッド・L・ホール
編集:ウェイン・ワーマン
音楽:ダニー・エルフマン
出演
ジョン・トラヴォルタ:ジャン・シュリットマン
ロバート・デュヴァルジェローム・ファッチャー
トニー・シャルーブ:ケヴィン・コンウェイ
ウィリアム・H・メイシー:ジェームズ・ゴードン
ダン・ヘダヤ:ジョン・ライリー
ジェリコ・イヴァネク:ビル・クローリー
ブルース・ノリス:ウィリアム・チーズマン
ジョン・リスゴー:スキナー判事
キャスリーン・クインラン:アン・アンダーソン
ジェームズ・ガンドルフィーニ:アル・ラヴ
シドニー・ポラック:アル・ユースティス
キャッシー・ベイツ:判事
アメリカ映画
配給
タッチストーン・ピクチャーズ(北米)
パラマウント映画(世界)
1998年製作 114分
公開
北米:1998年12月25日
日本:2000年2月5日
製作費 $60,000,000
北米興行収入 $56,702,901
・・・・・
アカデミー賞
第71回アカデミー賞
・ノミネート
助演男優(ロバート・デュヴァル)・撮影賞
・・・・・
ストーリー
ボストンで4人の同僚と法律事務所を経営するやり手の弁護士
ジャン・シュリットマン(ジョン・トラヴォルタ)は、ある日ラジオ番組
出演中に2年前に子供を白血病で亡くした女性アン・アンダーソン
(キャスリーン・クインラン)からの相談を受ける。
子供を扱った訴訟はドラマになるとみたジャンは、早速アンの元
に向かうが、勝訴の可能性がなく金になりそうもない相談に対し
弁護を断ってしまう。
帰り道、スピード違反で警察にとめられたジャンは、足元の川が
気になり調べると、製革工場から汚染された排水が川に流れて
いるのを発見、大手化学会社の運搬トラックなども目撃する。
この案件が金になると見たジャンは早速、関係する2社に対し
訴訟を起こし、テレビで子供の写真を差し出し自分達の訴えが
金目当てでないというパフォーマンスまでする。
製革工場の従業員アル・ラヴ(ジェームズ・ガンドルフィーニ)は、
付近の住民に異状が出ているのを黙っていられず、会社側に
不利になる証言をするかを悩む。
廃棄物探し、製革工場社長ライリー(ダン・ヘダヤ)の聴取など、
事務所総出でこの件にのめり込んだ結果、事務所の出費が嵩
みジャン達は資金難に陥ってしまう。
8人の子供を抱えるラヴは、将来への不安からアンを訪ね相談
し、会社の不正をジャンに話すことにする。
相手側弁護士ファッチャー(ロバート・デュヴァル)は、勝ち目が
出てきたジャンに対し、経費分負担を条件に手を引くよう持ち
かける。
しかし、自分達の利益だけを考えていたジャンに、住民の悲痛
な訴えが心をよぎるようになり、和解を求めてきた相手側に対
し3億2000万ドルの賠償責任を要求するが、それを拒否され
ついに裁判になってしまう。
財務担当のゴードン(ウィリアム・H・メイシー)は、裁判費用の
不足を懸念するがジャンの意思は固かった。
そして裁判は始まり、被害者家族を証言台に立たせ悲しませ
るよりも、綿密な地質学データなどの証明を優先すべきだとい
うスキナー判事(ジョン・リスゴー)とファッチャーの意見が尊重さ
れ長引く裁判にジャンは苦しむ。
さらに、ファッチャーから2000万ドルの和解金を提示されるが
それをジャンは拒否し、結局、1社の訴訟は続くがファッチャー
が弁護する会社は無罪となる。
ジャンは、当事者の化学会社グレース社のアル・ユースティス
(シドニー・ポラック)から800万ドルを受け取り、住民に分配しよ
うとするが、住民は金ではなく会社側の謝罪を要求する。
どうすることもできないジャンだったが、住民たちを簡単には見
捨てられず、同僚のゴードンやケヴィン(トニー・シャルーブ)は
ジャンの元を去っていく。
ジャンは一人で小さな事務所を構え細々と仕事を始めるが、
どうしても汚染された町のことが頭から離れず、もう一度資料
を洗い直し、製革工場社長ライリーが汚染物質の廃棄を命じ
た事実を突き止め、ジャンは証拠書類を環境保護庁に送る。
__________
ライリーの証拠隠滅をスキナー判事が認め、製革工場は取り
壊され、グレース社は環境保護庁より薬品使用の虚偽供述を
大陪審に告発され工場は閉鎖される。
2社は裁判再会を避け、6940万ドルの土壌浄化費を支払った。
自己破産したジャンは数年かけて借金を返済し、環境法専門
の弁護士として廃水汚染事件を扱っている。
・・・・・
解説
1995年に発表されたジョナサン・ハー
の同名小説の映画化で、事実を基に
した物語。
拝金主義者の弁護士が、ある住民訴訟
を手がけたのがきっかけで、人間性や
正義感などに目覚め、自己破産してまで
も人々のために尽くすというストーリー。
アメリカの弁護士社会の仕組みや弁護士
の駆け引きなどを赤裸々に描き、脚本家
でもある監督スティーヴン・ザイリアンの手
で丁寧に描かれている。
コメディタッチで始まる冒頭シーンから
徐々にシリアスな展開に変わり、ラスト
はヒューマンドラマのような形で終わる
色々な要素が含まれたストーリーになっ
ている。
絶頂期を迎えているジョン・トラヴォルタ
の自信あふれる充実した演技が見もので、
軽いノリのオープニングから、改心し人々
のために尽くそうとする中盤以降の変貌
ぶりも見応え十分。
破産して、しみじみと自分の弁護士人生を
振り返るやわらかな彼の表情が印象的だ。
ロバート・デュヴァルのアカデミー助演賞
候補になった、感情を抑えた老練弁護士
役も忘れがたい名演だ。
主人公と共に自分を犠牲にしてまで裁判
を戦うものの力尽き事務所を離れる、
トニー・シャルーブ、ウィリアム・H・メイシー、
廃棄物隠滅を隠し通そうとする製革工場主
ダン・ヘダヤ、判事ジョン・リスゴー、裁判の
きっかけをつくるキャスリーン・クインラン、
子供の将来を思い勇気を出し会社の不正を
証言するジェームズ・ガンドルフィーニ、
またカメオ出演でシドニー・ポラックと
キャッシー・ベイツも出演している。
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