

*ストーリーの結末詳細な内容が記載されていますのでご注意下さい。
サイコ
Psycho (1960)
| 評価・お勧め度(満点★5個) ★★★★★ スタッフ・キャスト/製作年度/ 製作費/上映時間/興行収入他 アカデミー賞 ストーリー 解説 You Tube 関連動画 |
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スタッフ・キャスト
監督:アルフレッド・ヒッチコック
製作:アルフレッド・ヒッチコック
原作:ロバート・ブロック
脚本:ジョセフ・ステファノ
撮影:ジョン・L・ラッセル
編集:ジョージ・トマシーニ
美術・装置
ジョセフ・ハーレー
ロバート・クラットワーシー
ジョージ・マイロ
音楽:バーナード・ハーマン
出演
ノーマン・ベイツ:アンソニー・パーキンス
マリオン・クレイン:ジャネット・リー
ライラ・クレイン:ヴェラ・マイルズ
サム・ルーミス:ジョン・ギャヴィン
ミルトン・アーボガスト(私立探偵):マーティン・バルサム
アル・チェンバース保安官:ジョン・マッキンタイア
リッチモンド医師:サイモン・オークランド
キャロライン:パトリシア・ヒッチコック
アメリカ映画
配給 パラマウント映画(1960〜1968)/ユニバーサル映画(1968〜)
1960年製作 109分
公開
北米:1960年6月16日
日本:1960年9月4日
製作費 $806,947
北米興行収入 $32,000,000
世界 $50,000,000
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アカデミー賞
第33回アカデミー賞
・ノミネート
監督・助演女優(ジャネット・リー)・撮影(白黒)・美術賞(白黒)
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ストーリー
アリゾナ州フェニックス、不動産会社に勤めるマリオン・クレーン
(ジャネット・リー)は、雑貨屋を営むサム・ルーミス(ジョン・ギャビン)
と密会を続けているが、彼は父親の借金と別れた妻への慰謝料
の支払いなどが重荷となっていた。
マリオンは、会社の金4万ドルを銀行に預けにいくが、その金を
持ってカリフォルニアのサムの所に行くことを考え街を離れる。
夜になり、郊外で車を止め眠ってしまったマリオンは、翌朝に
なりパトロール中の警官に起こされ、一瞬焦るが注意されただ
けでそのまま車を走らせる。
途中マリオンは車を交換し、中古車ディーラーや朝の警官に
怪しまれながらもカリフォルニアへと急ぎ、夜になり雨足が強
くなったので通り沿いの”ベイツ・モーテル”に立ち寄る。
経営者ノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)は、気のいい
好青年でマリオンは食事に誘われる。
ノーマンはモーテルに隣接する高台の家に母親と2人暮しを
しているらしかったが、親子の言い争う声を聞いてしまった
マリオンは、それを気にするノーマンに優しく接する。
しかし、マリオンが精神に異常をきたす母親を施設に入れたら
と提案した途端に変わったノーマンの表情にマリオンは驚く。
そして、事件は起きる。
マリオンがシャワーを浴びている時、突然女性らしき物影が
迫り、マリオンは無惨にもナイフでめった刺しにされ殺されて
しまう。
血だらけの母親に驚くノーマンの声が裏の屋敷から聞こえ、
彼はマリオンの部屋で彼女の死体を発見し、母親の犯行と
判断すると遺体と彼女の所持品(4万ドルには気づかない)を
彼女の車に乗せ裏の沼地に沈めてしまう。
姉マリオンが消息不明となり、妹ライラ(ヴェラ・マイルズ)は、
サムを訪ね事情を聞こうとするが、そこに現れたマリオンの
会社に雇われた私立探偵アーボガスト(マーティン・バルサム)
も、手がかりはつかめず独自の調査を開始する。
マリオンの足取りをベイツ・モーテルで掴んだアーボガストは、
これからノーマンの家を訪ね1時間したら戻るとライラに電話
し屋敷に向かうが、母親らしき者に襲われ命を落とす。
アーボガストから連絡がないのを不審に思ったライラとサム
はチェンバース保安官(ジョン・マッキンタイア)を訪ねるが、
彼はノーマンの母親は10年前に亡くなったことを知らされる。
サムとライラはモーテルに急行し、夫婦を装い宿泊手続きを
とり、マリオンの借りた部屋に忍び込み現金の計算書の紙切
れを見つける。
サムがノーマンの気を引いている間にライラが屋敷へと忍び
込むが、しつこく話しかけるサムを殴り倒しノーマンは屋敷に
戻る。
それに気づき地下室に逃げ込んだライラは、ミイラ化した女性
の遺体を見つける。
そしてライラに女装したノーマンが襲い掛かるが、サムがそれ
を取り押さえる。
逮捕されたノーマンは、リッチモンド医師(サイモン・オークランド)
の診察で、彼に母親がのり移り二重人格症状が現れていたのだ。
やがてマリオンの遺体を乗せた車が沼から引き上げられる。
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解説
1959年に発表されたロバート・ブロックの
同名小説の映画化。
アンソニー・パーキンス演ずる主人公
ノーマン・ベイツは、実在した猟奇殺人犯
エド・ゲインがモデルだと言われている。
アンソニー・パーキンス主演で続編が
2作作られ、さらにこの作品と全く同じ
カット割りで作られた1998年のリメイク
作品も製作された。
製作段階から内容は完全にベールに
包まれ、結末を公言しないよう観客に
促したり、ラスト30分の入場制限をした
ほどの徹底的な秘密主義がとられた。
*当時の劇場は入替制でなかった。
現金を持ち逃げするか思い止まるか
の心の葛藤の緊張感、殺害される者の
その瞬間の恐怖、何の変哲もない新聞
やシャワーなど小道具の見事な使い方、
全てにおいてヒッチコック作品の集大成
とも言えるサスペンス・スリラーの傑作。
急で高い階段のあるベイツ邸の構造を
見事に生かした、ヒッチコックお得意の
天井からのショットなども効果抜群に
使われている。
ヒッチコックの常連バーナード・ハーマン
の音楽は、始めから恐怖映画の予感を
感じさせるものの、前半は現金横領を
企てる女性の心の葛藤を描いているので、
何か不自然さを感じていると、突然彼女が
惨殺されるショッキングな演出と共に流れ
る彼の効果的に使われる音楽は秀逸だ。
また、ソウル・バスによる、混乱する心理
状態を表現しているような、シンプルな
タイトルロールも素晴しい。
ハンサムな好青年の役柄で売り出し中
だったアンソニー・パーキンスを、異常者
にしてしまうヒッチコックの演出も見事で
それに答え、クライマックスとラストで
見せる彼の不気味な表情がいつまでも
脳裏に残る。
悪女なのか被害者なのか・・・やはり金を
戻そうか・・・と思った瞬間にドラマ半ばで
殺されてしまうジャネット・リーは、モーテル
にたどり着くまでの心理状態を無言のまま
表情だけで演じたところなどが素晴しく、
見事にアカデミー助演賞候補にノミネート
された。
結局は彼を救おうとした行動が、マリオンの
死を招くことになってしまうジョン・ギャヴィン、
彼と協力し姉の失踪事件を解決しようとする
ヴェラ・マイルズ、ベイツ邸の階段で惨殺
される私立探偵マーティン・バルサム、
地元保安官ジョン・マッキンタイア、ノーマンを
診察する精神分析医サイモン・オークランド
などが脇を固めている。
また、マリオンの同僚役でヒッチコックの娘
パトリシア・ヒッチコックも出演している。
★ヒッチコック登場場面
今回は、上映開始から約7分後に
ジャネット・リーが昼休みを終えて
帰ってきた時に、会社の前に立って
いるステットソン帽をかぶった男性役
で登場する。
テレビの画面では言われてみないと
ほとんどわからない。
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予告編
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