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*ストーリーの結末詳細な内容が記載されていますのでご注意下さい。

カッコーの巣の上で

One Flew Over the Cuckoo's Nest (1975)
 Cuckoo.jpg
 ↑ DVD情報他 ↑
評価・お勧め度(満点★5個)
★★★★★
スタッフ・キャスト/製作年度/
製作費/上映時間/興行収入他

アカデミー賞
ストーリー
解説


ドラマ(ヒューマン)
・・・・・
スタッフ・キャスト
監督:ミロシュ・フォアマン
製作
ソウル・ゼインツ
マイケル・ダグラス
原作:ケン・ケシー
脚本
ローレンス・ホーベン
ボー・ゴールドマン
撮影
ハスケル・ウェクスラー
編集
リンジー・クリングマン
セルドン・カーン
音楽 ジャック・ニッチェ

出演
ジャック・ニコルソン:ランドル・パトリック・マクマーフィー
ルイーズ・フレッチャー:ラチェッド看護士長
ウィリアム・レッドフィールド:ハーディング
ブラッド・ドゥーリフ:ビリー・ビビット
ウィル・サンプソン:チーフ・ブロムデン
クリストファー・ロイド:テイバー
ダニー・デヴィート:マティーニ
シドニー・ラジック:チェズウィク
ウィリアム・ドゥール:シーフェルト
ヴィンセント・スキャヴェリ:フレドリクソン
スキャットマン・クロザース:タークル
マラヤ・スモール:キャンディー
ディーン・R・ブルックス:スピーヴィー医師

アメリカ映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
1975年製作 133分
公開
北米:1975年11月19日
日本:1976年4月3日
製作費 $4,400,000
北米興行収入 $112,000,000

・・・・・
アカデミー賞
第48回アカデミー賞
・受賞
作品・監督・主演男優(ジャック・ニコルソン)
主演女優(ルイーズ・フレッチャー)・脚本賞
・ノミネート
助演男優(ブラッド・ドゥーリフ)・撮影・編集・作曲賞

・・・・・
ストーリー 
オレゴン州立精神病院に、刑務所からランドル・マクマーフィー
(ジャック・ニコルソン)という男が護送されてくる。 

スピーヴィー医師(ディーン・R・ブルックス)は、強制労働を逃れ
るため精神異常者を装っている可能性のあるマクマーフィーの
様子をしばらく見ることにする。

マクマーフィーは、看護士長ラチェッド(ルイーズ・フレッチャー)
のグループセラピーに参加する。

冷静沈着なラチェッドは、病棟の支配者のような非情な女性
だった。

その療法で、ハーディング(ウィリアム・レッドフィールド)、
ビリー(ブラッド・ドゥーリフ)、テイバー(クリストファー・ロイド)、
マティーニ(ダニー・デヴィート)、チェズウィク(シドニー・ラジック)、
ジム(ウィリアム・ドゥール)らの異常さにマクマーフィーは驚い
てしまう。

次のグループセラピーでマクマーフィーは、ワールド・シリーズ
をテレビで見れるよう要求し、ラチェッドはそれを拒否するが、
患者たちの投票によって決めることになる。 

しかし、賛成したのはチェズウィクとテイバーだけで、何も行動
を起こそうとしない無気力な患者たちに、マクマーフィーは呆れ
てしまう。

翌日のセラピーで再投票が行われ、今度は全員が賛成するが、
ラチェッドは病棟には他の患者もいて多数票が得られていない
と言い張る。 

マクマーフィーは、必死に他の患者を説得し、ついに言葉を
話そうとしない先住民のチーフ(ウィル・サンプソン)が賛成する。 

しかし、時間切れでラチェッドそにれを拒否され、諦めきれない
マクマーフィーはテレビの前で実況中継を始めてしまい、患者達
から大喝采を受ける。

マクマーフィーは、患者たちをレクリエーションに連れていくバス
を奪ってしまい、途中女友達のキャンディー(マラヤ・スモール)を
誘い、患者達を港に連れていってしまう。 

船に乗り込んだ一行は沖へと向かい、解放感に満ちた患者達
の顔は、皆、生き生きとしていた。

マクマーフィーと患者達は病院に戻り、スピーヴィー医師 らは
彼を強制労働に戻すことを検討するが、ラチェッドは自分の元
で治療を続けさせることを主張する。 

感情を表に出さず、他の患者との接触を嫌うチーフだったが、
マクマーフィーに促され皆との交流をはじめ、彼の顔に笑みが
こぼれるようになる。

セラピーの席で、患者達がマクマーフィーに扇動されるような
行動をとり始め、興奮したチェズウィクとテイバーが無理やり
連れて行かれる。

それを見たマクマーフィーは看護士と争いとなり、チーフが
それを助け彼らは電気ショック療法にかけられてしまう。 

マクマーフィーは、言葉が話せないと思っていたチーフが、
自分に心を開き話しだしたことを喜び、二人で病院から
カナダに脱出することを考え計画を練りはじめる。 

そしてある晩、マクマーフィーは密かに警備員のタークル
(スキャットマン・クロザース)を買収し、キャンディーらを連れ
込みパーティーを始めてしまう。

キャンディーに惹かれてしまったビリーのために、マクマーフィー
は2人を個室で楽しませることにする。 

 翌朝、乱れきった病棟内を見たラチェッドは驚いてしまう。

キャンディーといるところをラチェッドに見られたビリーは、
彼女にことを母親に報告すると言われ、動揺して自殺してしまう。 

ビリーの死にも平然としているラチェッドを見て、マクマーフィー
の怒りが爆発し彼女を締め殺そうとする。 

そして、マクマーフィーは拘束され、彼の安否を気遣うチーフ
の元に、脳外科手術を施されたマクマーフィーが帰ってくる。

チーフは悲しみ、植物人間となったマクマーフィーを楽にさせ
ようと彼の顔に枕を押しつけ窒息死させる。 

やがて夜が明け、窓を叩き壊したチーフは、マクマーフィー
が教えてくれた自由に向けて旅立つ。 

そして、それを知ったテイバーは歓喜の声を上げる。 

・・・・・
解説 
1962年に発表されたケン・ケシー
の同名小説の映画化。

精神病院を舞台に、厳格な管理と
統制の下、患者の人格や尊厳を
奪い支配しようとする病院側に反発
する一人の人間の戦いを描いたドラマ。

原作での主人公はチーフだが、
この作品ではジャック・ニコルソン
演ずるマクマーフィーになっている。

この年のアカデミー賞では、9部門
にノミネートされ、作品、監督、主演
男・女優、脚本の主要5部門を独占
し、1934年の「或る夜の出来事」以来
41年ぶりの快挙となった作品。

チェコスロヴァキア出身の
ミロシュ・フォアマンは、アメリカに
移住し撮ったこの作品でアカデミー
監督賞を受賞し、1984年にも
アマデウス」で同賞を受賞している。

映画化不可能だと言われ、完成
までに非常に苦労したと言われた
ミロシュ・フォアマンだが、主人公を
演ずるジャック・ニコルソン以外、
その後活躍するダニー・デヴィート
クリストファー・ロイドを含めほと
んど無名だった役者を使い、精神
病棟の異様な雰囲気や人間模様
を見事にスクリーン上に映し出している。 

エクソシスト」などの音楽も担当した
アカデミー賞候補になったジャック・ニッチェ
の独特な雰囲気の主題曲も印象的だ。

既に毎年のようにアカデミー賞候補
に上がっていたジャック・ニコルソンは、
圧倒的な評価を受け、見事に初の
アカデミー主演賞を受賞することになる。 

ジャック・ニコルソン演ずる主人公が、
本当に精神に異常を来たしていたの
かは疑問が残るが、自分の利益では
なく、”異常”な病院側への反抗から
患者達を統率してしまう男を、実に
見事に演じている。

また、こちらもアカデミー主演賞を受賞
した、ルイーズ・フレッチャーの、異常と
も思える冷酷な看護士役も素晴しい。 

彼女は両親が聾唖者で、アカデミー
の受賞の際に、手話で両親に感謝を
述べ、聴衆の感動を呼んだのを思い出す。

患者役の
ウィル・サンプソンブラッド・ドゥーリフ
ウィリアム・レッドフィールドクリストファー・ロイド
ダニー・デヴィートシドニー・ラジック
ウィリアム・ドゥール、そしてミロシュ・フォアマン
作品の常連ヴィンセント・スキャヴェリ
警備員スキャットマン・クロザース
愛嬌のある笑みが印象的なマラヤ・スモール
院長ディーン・R・ブルックスなど芸達者な
共演陣の演技も見事だった。

・・・・・

 


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静岡県御殿場市在住
地元タウン誌などに、
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