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*ストーリーの結末詳細な内容が記載されていますのでご注意下さい。

風と共に去りぬ

Gone With the Wind (1939)

 GWTW_20090402195259.jpg 評価・ お勧め度(満点★5個)
★★★★★
スタッフ・キャスト/製作年度/
制作費/上映時間/興行収入他

アカデミー賞
ストーリー
解説
You Tube 関連動画

WebSite(E)
・・・・・
スタッフ・ キャスト  
監督:ヴィクター・フレミング
製作:デヴィッド・O・セルズニック
原作:マーガレット・ミッチェル
脚本:シドニー・ハワード
撮影:アーネスト・ホーラー
編集:ハル・C・カーン
美術:ライル・R・ウィーラー
音楽:マックス・スタイナー

出演
レット・バトラー:クラーク・ゲーブル
スカーレット・オハラ:ヴィヴィアン・リー
アシュレー・ウィルクス:レスリー・ハワード
メラニー・ハミルトン:オリヴィア・デ・ハヴィランド
ジェラルド・オハラ:トーマス・ミッチェル
マミー:ハティ・マクダニエル
エレン・オハラ:バーバラ・オニール
スエレン・オハラ:イヴリン・キース
キャリーン・オハラ :アン・ラザフォード
ミード医師:ハリー・ダベンボート
ベル:オナ・マンソン
ピティパット叔母:ローラ・ホープ・クルーズ
フランク・ケネディ:キャロル・ナイ
プリッシー:バタフライ・マックイーン
メリーウェザー:ジェーン・ダウエル
トム(北軍大尉):ウォード・ボンド
ボニー:チャーミー・キング

アメリカ映画
配給 Selznick International Pictures/MGM
1939年製作 222分
公開
北米:1939年12月15日
日本:1952年9月10日
製作費 $3,900,000
北米興行収入 $198,676,459
世界 $400,176,459
 
・・・・・
アカデミー賞
第12回アカデミー賞
・受賞
作品・監督・主演女優(ヴィヴィアン・リー)
助演女優(ハティ・マクダニエル)・脚本
編集・撮影(カラー)・美術・特別・名誉
アーヴィング・タルバーグ賞(デヴィッド・O・セルズニック)
・ノミネート
主演男優(クラーク・ゲーブル)
助演女優(オリヴィア・デ・ハヴィランド)・作曲・音響・特殊効果賞

・・・・・
ストーリー 
1861年、南北戦争勃発前夜、ジョージアの田園地方タラの大
地主ジェラルド・オハラ(トーマス・ミッチェル)の長女スカーレット
(ヴィヴィアン・リー)は、予ねてから恋い焦がれるウィルクス家の
御曹司アシュレー(レスリー・ハワード)と、彼の従妹のメラニー
(オリヴィア・デ・ハヴィランド)の婚約の噂を聞く。

スカーレットは、アッシュレーに自分の気持ちを告白すれば、
彼が婚約を解消すると高をくくっていた。

アイルランド人の血を引くスカーレットは激しい気性だったが、
その美貌と明るさで常に男性の注目を集めていた。

スカーレットは、園遊会でアッシュレーに自分の愛を伝えるが、
彼のメラニーに対する気持ちは変わらなかった。

アッシュレーとの会話を、有名なギャンブラー、レット・バトラー
(クラーク・ゲーブル)に聞かれてしまったスカーレットは、憤慨
するものの何か惹きつけられるものを彼に感じる。

スカーレットは、アッシュレーへのあてつけにメラニーの兄と
結婚するが、開戦直後に戦死してしまう。

アッシュレーも出征し、レットは北軍の封鎖を破り物資を南部
に運び込み一躍英雄となる。

スカーレットと再会したレットは、彼女を自信ありげに誘惑して
いくが、スカーレットの自尊心も負けてはいなかった。

戦況は南部に厳しく、一時帰宅したアッシュレーに未だ冷めぬ
愛を伝えたスカーレットに、アッシュレーは優柔不断な態度をと
ってしまう。

アトランタは陥落し、負傷兵の看護補助をしていたスカーレットは、
悲惨な現状に叔母ピティパット(ローラ・ホープ・クルーズ)と逃げ
出そうとする。

しかし、スカーレットは、ミード医師(ハリー・ダベンボート)に
メラニーの出産を手伝うよう言われ、使用人のプリッシー
(バタフライ・マックイーン)とアトランタに残ることになる。

お産を手伝ったことがあると言っていたプリッシーは役にたたず、
スカーレットは仕方なくレットを呼びにプリッシーを彼の愛人ベル
(オナ・マンソン)の元に向かわせる。

子供の生まれたメラニーのために、弱音を吐くスカーレットを励
まし、レットは彼女らを連れ焼き討ちと暴動が始まったアトランタ
を脱出する。

途中レットは、軍隊に戻るためタラに帰る決心をしたスカーレット
達をを残し立ち去る。

タラにたどり着いたスカーレットは、荒れ果てた故郷を見て絶望
してしまう。

母エレン(バーバラ・オニール)が死に、精神異常になった父と
妹達を、頼りになる使用人マミー(ハティ・マクダニエル)と共に
養うことと、アッシュレーに面倒を見ると約束したメラニーと子供
のために、スカーレットは生き抜くことをタラの土地に誓う。

戦争が終わりアッシュレーも帰ってくるが、野良仕事に追われて
いたスカーレットは土地の税金が払えず苦悩する。

父ジェラルドは、タラが人手に渡りそうになったことを知り発狂し
落馬して命を落としてしまう。

窮地に陥ったスカーレットは、北軍に囚われの身のレットに助け
を求めるが、彼に魂胆を見抜かれ断られてしまう。

スカーレットは、妹スエレン(イヴリン・キース)の恋人で事業家の
フランク・ケネディ(キャロル・ナイ)と、金目当てで結婚してしまう。

金に執着するスカーレットは、夫フランクを無視し事業を拡大し、
アッシュレーに仕事を手伝ってもらう。

ある日、スカーレットは暴漢に襲われ、復讐に行ったフランクは
殺されてしまう。

スカーレットはついにレットの強引さに負け、彼の求婚を受け入
れてしまう。

大邸宅を建て、優雅に暮すレットとスカーレットにやがて女の子
ボニー(チャーミー・キング)が生まれる。

一見幸せそうに見えた二人だが、スカーレットがアッシュレーと
の仲を噂されてしまう。

思慮深いメラニーは、アトランタとタラで自分達を救ってくれた
スカーレットに感謝の気持ちを忘れず、彼女に優しく接する。

スカーレットとの夫婦仲は冷めていたレットだが、酔った勢いで
彼女を強引に抱いてしまう。

しかし、レットはスカーレットに離婚を切り出し、ボニーを連れて
ロンドンに向かう。

しかしボニーがロンドンを嫌い、 スカーレットの元に戻ったレット
だったが、彼のせいでスカーレットは階段から落ち流産してしまう。

罪悪感を感じるレットをメラニーが励ますが、追い討ちをかける
ように、ボニーが落馬して死んでしまう。

レットとスカーレットはお互いを責め、それを気に病むメラニー
は病に倒れ危篤となってしまう。

スカーレットは絶望したアッシュレーを見て、ようやく彼のメラニー
に対する愛の深さを知りレットの元に向かう。

スカーレットはレットへの愛に気づくが、アッシュレーに寄り添う
スカーレットを見たレットはついに愛想を尽かし、彼女の元を去
っていく。

そして、一人残された失意のスカーレットは、タラを想い、故郷
に戻りレットを取り戻そうと決意する。

・・・・・
解説  
1936年に発表されたマーガレット・ミッチェル
大ベストセラー小説の映画化。

マーガレット・ミッチェルはこの小説で翌1937年
ピューリッツァー賞を受賞している。

映画化権、製作費、出演者などハリウッド
伝説 となっている、約70年前の作品にも関
わらず、全世界で4億ドル以上を稼ぎ出して
いる、映画史上に残る不朽の名作。

1989年、アメリカ議会図書館が、アメリカ国立
フィルム登録簿
に登録した作品でもある。

第12回アカデミー賞では13部門にノミネート
され、作品、監督、主演女優(ヴィヴィアン・リー)、
助演女優(ハティ・マクダニエル)、脚本、編集、
撮影(カラー)、美術の8部門と特別、名誉、
アーヴィング・タルバーグ賞(デヴィッド・O・セルズニック)
を受賞した。
・ノミネート
主演男優(クラーク・ゲーブル)
助演女優(オリヴィア・デ・ハヴィランド)・作曲
音響・特殊効果賞

第二次大戦開戦直後に公開され、製作費は
現在のレートに換算すると約100億円以上と
言われる驚くべき超大作だ。

かつて、世界中のどこかで必ず上映され続
けるとまで言われ、現在まで全世界で約12
億人以上の観客を動員している。

リバイバルではあったが、30数年前に劇場
で見れたのは幸運だったと思う。
テレビ画面ではなく、是非大スクリーンで見
ていただきたい作品。

マックス・スタイナーの勇壮で格調高い、余りにも
有名な主題曲”タラのテーマ”は心に残る名曲だ。

完璧主義者デヴィッド・O・セルズニックは、
製作に3年を費やし、ジョージ・キューカー
の監督で撮影は始まったが、セルズニック
と意見が合わずヴィクター・フレミングに交代した。

レット・バトラー役は、クラーク・ゲーブルしか
考えられず、MGMの看板スターの彼を世界
配給権をMGMに与えることで彼の起用が決まった。

C・ゲーブルの、映画史に残るレット・バトラー
役は、逞しく自信に満ち溢れた熱演ではあ
ったが、あまりにはまり役過ぎてアカデミー
主演賞
を逃してしまうことになる。

スカーレット役選びは難航し、ベティ・デイビス
キャサリン・ヘップバーンバーバラ・スタンウィック
ラナ・ターナーフランシス・ディースーザン・ヘイワード
ジョーン・クロフォードジーン・アーサーキャロル・ ロンバート
ジョーン・フォンテーンルシル・ボールポーレット・ゴダード
等が候補に上がるが、ヒロインがいないまま
アトランタ炎上シーンから撮影が始まり、その
撮影現場に愛人ローレンス・オリヴィエの「嵐が丘」
出演を追ってやってきていたヴィヴィアン・リーを、
一目見たセルズニックは彼女に主演を決めた。

そしてヴィヴィアン・リーは、見事に期待に答える。

燃えるような気性、したたかさもあり、美貌も
兼ね備えたスカーレット役で、ハリウッド初登場
にして見事にアカデミー主演賞を獲得する。

喜怒哀楽を繰り返す彼女の演技や表情は、
作品全体にメリハリを感じさせ、4時間弱の
長編も全く飽きがこない。

そのスカーレットを最後まで悩ます、優柔不断
なレアッシュレー役レスリー・ハワードと、病弱
だが芯の強さを感じさせ、主人公レット・バトラー
がただ一人尊敬している女性、メラニー役の
オリヴィア・デ・ハヴィランドの好演も光る。 

この年、「駅馬車」でアカデミー助演賞を受賞
するトーマス・ミッチェルもスカーレットの父親
という重要で難しい役を見事に演じ、小柄なが
ら存在感あるところを見せてくれる。

黒人女性初のアカデミー賞受賞となる、元祖
ビヤ樽おばさんハティ・マクダニエルも、迫力
あるユーモラスな演技を見せている。

レットやメラニーを度々助ける、レットの愛人
ベル役のオナ・マンソンがなかなか印象に残
るいい役を演じている。

実はヴィヴィアン・リーとは3歳年上なだけの
母親役バーバラ・オニール、スカーレットの妹
スエレンを演じ、この後ハリウッドで活躍する
ことになるイヴリン・キース、この頃の名作には
欠かせない医師ハリー・ダベンボート、叔母役
ローラ・ホープ・クルーズ、フランク・ケネディ役
キャロル・ナイ、金切り声が印象的な気の利か
ない使用人バタフライ・マックイーンフォード一家
からジェーン・ダウエルウォード・ ボンドなどが
共演している。
 

・・・・・
予告編 


 


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プロフィール

Author:Ethan Edwards
静岡県御殿場市在住
地元タウン誌などに、
映画コラムを執筆中
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