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*ストーリーの結末詳細な内容が記載されていますのでご注意下さい。

海外特派員

Foreign Correspondent(1940)
 Foreign-Correspondent.jpg評価・ お勧め度(満点★5個)
★★★★★
スタッフ・キャスト/製 作年度/
制作費/上映時間/興行収入他

アカデミー賞
ストーリー
解説
You Tube 関連 動画

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スタッフ・キャスト
監督:アルフレッド・ヒッチコック 
製作:ウォルター・ウェンジャー 
脚本
チャールズ・ベネット 
ジョーン・ハリソン 
撮影:ルドルフ・マテ 
音楽:アルフレッド・ニューマン 

出演
ジョエル・マクリー:ジョニー・ジョーンズ/ハントリー・ハバストック
ラレイン・デイ:キャロル・フィッシャー
ジョージ・サンダース:スコット・フォリオット
ハーバート・マーシャル:スティーブン・フィッシャー
アルバート・バッサーマン:ヴァン・メア
ハリー・ダベンポート:Mr.パワーズ
ロバート・ベンチリー:ステビンス
エドマンド・グェン:ローリー

アメリカ映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
1940年製作 119分
公開
北米:1940年8月16日
日本:1976年9月25日

・・・・・
アカデミー賞
第13回アカデミー賞
ノミネート
作品・助演男優(アルバート・バッサーマン)
オリジナル脚本・撮影(白黒)・美術(白黒)・特殊効果賞

・・・・・
ストーリー
第二次世界大戦開戦前夜、ニューヨーク・モーニング・グローブ紙は、
政情不安のヨーロッパに特派員としてジョニー・ジョーンズ/ハバストック
(ジョエル・マクリー)を派遣することを決める。

ジョーンズは、パワーズ社長(ハリー・ダベンポート)にヨーロッパ
平和運動家の大者フィッシャー(ハーバート・マーシャル)を紹介される。

ロンドンへ着いたジョーンズは、現地記者ステビンス(ロバート・ベンチリー)
に出迎えられる。

Foreign-Correspondent2323.jpg

フィッシャーが主催する昼食会に行く途中、オランダ人の元政治家で
反戦活動家のヴァン・メア(アルバート・パッサーマン)に出会うが、
昼食会に出席するはずの彼の姿は見当たらなかった。

Foreign-Correspondent1112.jpg

ジョーンズは昼食会で、フィッシャーの娘キャロル(ラレイン・デイ)と知りあう。

Foreign-Correspondent111.jpg

数日後、アムステルダムで開かれた平和会議で、雨が降る中、
ジョーンズの目の前でヴァン・メアがカメラマンを装った男に銃撃される。

Foreign-Correspondentabcd.jpg

逃走した犯人を追ったジョーンズは、通りがかりの車に便乗するが、
その車には新聞記者フォリオット(ジョージ・サンダース)とキャロルが
乗っていた。

Foreign-Correspondentabc.jpg

追跡の末3人は、風車のある田園地帯にたどりつき、ジョーンズは
一つの風車が不振な動きをしているのに気づき忍び込む。

そこには数人の男と、銃撃されたはずのヴァン・メアがいた。

彼はナチスのスパイに誘拐されていて、会議場前で銃撃されたのは
替え玉だったのだ。

小屋から逃げ出したジョーンズは警官を連れて戻って来るが、既に
痕跡は全て消され、キャロルたちにも信用を無くしてしまう。

ホテルに戻ったジョーンズを警察官を装った二人の男が訪ねて来る。

危険を感じたジョーンズは、窓からキャロルの部屋に行き、逃れた
二人は船でロンドンに帰る。

船旅の間、ジョーンズとキャロルは惹かれあうようになる。

ところが、ジョーンズがキャロルを家まで送ると、風車小屋にいた男の
1人がフィッシャーと昼食中だったのだ。

フィッシャーはジョーンズに話を合わせ、真相を知り過ぎ危険があると
いう理由で私立探偵ローリー(エドマンド・グェン)を護衛につける。

Foreign-Correspondent234567.jpg

しかし、ローリーは教会からジョーンズを突き落とそうとし、自ら墜落
死してしまう。

ジョーンズは、フィッシャーが平和主義者を装ってナチスに協力する
ヴァン・メア誘拐の黒幕であることを知り、フォリオットの協力で
ヴァン・メアを救出する。

そしてついにヨーロッパは戦火の地となる。

ジョーンズが帰国する飛行機にフィッシャー父娘も乗りあわせるが、
彼はアメリカ到着時に逮捕されることを知り、キャロルに自分はドイツ
で、ナチスに協力した事情を告白する。

ドイツ軍艦の攻撃で、飛行機は海上に墜落、フィッシャーは自殺する。

Foreign-Correspondent23.jpg

ジョーンズらはアメリカ軍に救助されるが、この事件の真相をを船長は
信じようとしなかった。

しかし、ジョーンズの機転でなんとか新聞社に連絡し、新聞社は特ダネ
をものにする。

ロンドンを空襲が襲い始める頃、ラジオ局ではジョーンズとキャロルが
アメリカ向けの放送で、戦火に対するともし火を消さぬよう呼びかける。

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・・・・・
解説
明らかに反ナチスのプロパガンダ映画だが、同じ年に
ヒッチコックが監督し、アメリカ進出弟一作にしてアカデミー
作品賞を受賞した「レベッカ」とはまったく違った内容の
ノンストップ・サスペンス作品の傑作。

Foreign-Correspondent234.jpg

1940年製作にしては、カーチェイスや特撮が随所に盛り込
まれ、現代ならアクション作品と言っていいほどだ。  

また、風車、大聖堂、飛行機などを効果的に使っている
ところも注目だ。

Foreign-Correspondentab.jpg

ヒッチコック作品らしく、ユーモアのセンスも抜群で、特に
主人公が滞在するホテル「HOTEL EUROPE」の電飾看板の
”EL”を主人公が壊してしまい、「HOT EUROPE」になってし
まうところなどは、思わず拍手してしまいたいほどだ。                                                                                                                                                             

Foreign-Correspondenta.jpg

いかにもアメリカ人らしいジョエル・マクリーの大活躍は
まるで冒険活劇を見ているような痛快さがある。

Foreign-Correspondent7878.jpg

ひょうひょうとしてユーモラスなジョージ・サンダースや、
紳士役がよく似合うハーバート・マーシャルらのイギリス側
俳優陣も見事に脇を固め実にいい味を出している。

Foreign-Correspondent2345.jpg Foreign-Correspondentabcdef.jpg

こちらはアメリカ人だが、ラレイン・デイも気の強いイギリス風
お嬢様を好演している。

Foreign-Correspondentabcde.jpg

また、「三十四丁目の奇蹟」のサンタクロースなど、善人が
最も似合いそうなエドマンド・グェンを、暗殺者として使う
ところがいかにもヒッチコックらしい。

Foreign-Correspondent23456.jpg

ドイツと同盟国の日本では、当時公開されるはずもなく、
初公開はなんと36年後の1976年だった。

幸運にも当時高校生の私は、劇場でこの作品を見ることが
でき、オープニングで流れるアルフレッド・ニューマン
胸躍るような軽快かつ勇ましい主題曲だけで感激してまった
ことを昨日のように思い出す。

また殆ど西部劇しか知らなかったジョエル・マクリー
カッコよさにも圧倒されたものだ。

★ヒッチコック登場場面
今回の登場は、意外にオーソドックスですぐに発見できる。

Foreign-Correspondent111222.jpg

主人公のジョエル・マクリーが招待された昼食会の
会場に向かおうとする時にすれ違う、新聞を読んで
いる通行人が彼である。

・・・・・
予告編



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プロフィール

Author:Ethan Edwards
静岡県御殿場市在住
地元タウン誌などに、
映画コラムを執筆中
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