
*ストーリーの結末詳細な内容が記載されていますのでご注意下さい。
荒野の用心棒
A Fistful of Dollars (1964)
・西部劇(イタリア製)
・・・・・
スタッフ・キャスト
監督:セルジオ・レオーネ
製作
アリゴ・コロンボ
ジョルジオ・パピ
ハリー・コロンボ
脚本
セルジオ・レオーネ
ヴィクトル・アンドレス・カテナ
ハイメ・コマス
ドゥッチオ・テッサリ
撮影:ジャック・ダルマース
編集:ロベルト・チンキーニ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演
クリント・イーストウッド:ジョー”名のない男”
マリアンネ・コッホ:マリソル
ジャン・マリア・ヴォロンテ:ラモン・ロホ
ホセ・カルヴォ:シルヴァニート
ヨゼフ・エッガー:ピリペロ
アントニオ・プリエト:ドン・ミゲル・ロホ
ジークハルト・ルップ:エステバン・ロホ
マリオ・ブレガ:チーコ
ウォルフガング・ルスキー:ジョン・バクスター
マルガリータ・ロサノ:コンスエラ・バクスター
イタリア映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
1964年製作 100分
公開
イタリア:1964年9月12日
北米:1,967年1月18日
日本:1965年12月25日
製作費 $200,000
北米興行収入 $11,000,000
世界 $14,500,000
・・・・・
ストーリー
国境近くのメキシコの町、流れ者の”名のない男”/ジョー
(クリント・イーストウッド)が金のにおいを嗅ぎ付け現れる。
町のチンピラに脅されたジョーは、宿屋のシルヴァニート
(ホセ・カルヴォ)から町の様子を聞かされ、裏の棺桶屋
ピリペロ(ヨゼフ・エッガー)が繁盛していることを知る。
棺桶の寸法が測られたと皮肉まじりに町から出て行くよう
シルヴァニートから助言されたジョーだったが、町を仕切
っている”豊かな”2人のボスの存在を知り町が気に入る。
酒を売る盗賊のロホ兄弟と、銃をさばくバクスター(ウォル
フガング・ルスキー)が町を二分していたのだ。
ラモン(ジャン・マリア・ヴォロンテ)のいるロホ兄弟の勢力
が上とシルヴァニートから聞いた文無しのジョーは、早速
行動を開始する。
ピリペロに棺桶を三つ用意させたジョーは、保安官でも
あるバクスターの四人の手下を簡単に倒し、ロホに自分
を売り込もうとする。
思惑通りドン・ミゲル・ロホ(アントニオ・プリエト)に雇われ
金を手に入れたジョーは、町の入り口で見かけた美しい
女マリソル(マリアンネ・コッホ)に目を留める。
ミゲルの弟エステバン(ジークハルト・ルップ)が、自分に
大金を払ったことが気に入らない様子を知り、ジョーは
ミゲルにあてがわれた部屋を出てシルヴァニートの宿
に戻る。
町に現れた軍隊の積荷が気になり、シルヴァニートと
それを探りに行ったジョーは、騎兵隊に扮したラモンが
軍隊の金塊を奪ってしまう現場を目撃する。
ミゲルにラモンを紹介されたジョーは、ラモンがバクスター
との和解を考えていることを聞き、ミゲルに金を返し立ち
去るが、頭の切れるジョーをラモンは警戒する。
ラモンは、軍隊を全滅させたことが知れないよう一時的
に平和を装い、その後バクスター一家を壊滅させる企
みだった。
シルヴァニートは、ロホとバクスターが和解したことを
単純に喜ぶが、ジョーは次の計画を考えていた。
バクスターはロホ一家の招待を受け、彼らの話を真に
受けるが、それを警戒する妻のコンスエラ(マルガリー
タ・ロサノ)の前にジョーが現れ、ロホ側が和解を申し出
た理由を彼女に知らせる。
コンスエラはロホ一家を破滅に追い込める情報を手に
入れ、夫を呼びジョーに500ドル渡すよう指示する。
金塊輸送の兵隊の死体を墓地に置いてきたジョーは、
そこにバクスターが向かうことをロホ側に知らせ、彼ら
からも500ドルせしめる。
墓地の兵隊に金塊強盗の証言をさせ、ロホ一家を壊
滅させようとするバクスター達と、それを阻止しようと
するラモンらは墓地に急行する。
墓場で双方撃ち合いとなり、ラモンは兵隊を狙撃し
バクスターの息子を人質に取り引き返す。
その頃、ロホのアジトに忍び込んだジョーは、ラモンの
女マリソルに出くわし彼女を殴ってしまい、コンスエラ
の元に彼女を連れて行く。
マリソルがバクスターに連れ去られたと思い込んだ
ラモンは、彼女と引き換えにバクスターの息子を渡す
ことを約束する。
翌日、人質の引渡しが始まるが、マリソルの子供と夫
が彼女に歩み寄る。
ラモンは夫を殺すよう部下に指示を出すが、シルヴァ
ニートが銃を構え、ジョーも加勢しそれを阻止する。
しかし、状況を察したジョーは、マリソルにラモンの元に
行くよう指示する。
ロホのアジトに戻ったジョーは、酒盛りで泥酔したように
見せ掛け、ラモンが留守の隙にマリソルを助け出し、夫
と子供と共に逃がしてしまう。
バクスターがマリソルを逃がしたように見せかけたジョー
だったが、ラモンにそれを見破られ袋叩きに遭う。
命だけは生かされたジョーは火薬庫に火を放ち、ラモン
らが混乱している隙にアジトを脱出する。
ラモンはジョーの居場所を探すためシルヴァニートを痛
めつけ、バクスターの屋敷に向かい焼き討ちにし、一家
を皆殺しにする。
ジョーは、ピリペロを呼び止め棺桶に入り町を脱出し、
廃坑で傷を癒し射撃の勘をを取り戻す。
シルヴァニートが捕まり拷問を受けていることを知った
ジョーは、ピリペロが盗んできたダイナマイトを受け取
り町に向かう。
シルヴァニートを痛めつけていたラモンらの前に、
ダイナマイトの爆発音と共にジョーが現れる。
ラモンは容赦なくジョーの心臓を撃ち抜くが、何発もの
弾丸を受けながらジョーは立ち上がりラモンを挑発する。
そして、ラモンの弾が切れたのを確認したジョーは、
ポンチョの下に隠した鉄板をはずし、ラモンの手下
4人を撃ち殺す。
ジョーは、”拳銃はライフルに勝てない”というラモンの
口癖が確かか試そうと彼に勝負を挑む。
シルヴァニートを助けたジョーは、焦るラモンより早く
拳銃に弾を込め、ラモンの心臓を撃ち抜く。
ホテルに潜み、ジョーに銃口を向けていたエステバン
をシルヴァニートが銃撃する。
ピリペロは転がる死体の寸法を測り始め、ジョーは
シルヴァニートに別れを告げて町を去っていく。
・・・・・
解説
言わずと知れた黒澤明
の「用心棒」を題材にした
イタリア製西部劇の代表作。
これが始まりのように思
われているイタリア製西
部劇だが、既に当時、数
十本の作品が作られてい
て、その後大スターとなる
クリント・イーストウッドが
出演していたということで、
数年後にアメリカ本土で
も話題になった作品。
そういう意味では、イース
トウッドの出世作と言える
作品でもない。
長い下積みの末、テレビ
の「ローハイド」で人気を
得ていたイーストウッドだ
が、その頃活躍し始めて
いたチャールズ・ブロンソ
ンやジェームズ・コバーン
でさえも雇えなかった低予
算映画に代役のような形
で出演したというのも事実。
しかし、今見ると運命的な
ものを感じる作品で、演技
力があるとも言えないイー
ストウッドの物腰や一種独
特の雰囲気は、スターにな
る予感を感じさせる。
また、彼が師と仰ぐ同年
代のセルジオ・レオーネ
やエンニオ・モリコーネと
の、その後も続く友情が
始まったという意味では
記念すべき作品と言える。
誰がどう見ても「用心棒」
の盗作なのだが、製作者
側はそれを認め、またそ
の影響もなく、わずか20
万ドルで作られたこの作
品は、全世界で1450万ド
ルという、イタリア製西部
劇としては驚異的な興行
収入をあげた。
この成功により、イースト
ウッドがほぼ同じ雰囲気
で登場する”名のない男”
シリーズは、続編ではない
が「夕陽のガンマン」('65)、
「続・夕陽のガンマン」('66)
へと続く。
正統派西部劇と比較す
ると、そのコスチューム
などが滑稽に見えてしま
うのだが、その辺りは割
り切り、単純に「用心棒」
との共通点や違いを探っ
たりしてみても結構楽しい。
とにかく、50年以上前か
らキャリアを重ね、80歳
になろうとする今尚、ハリ
ウッドの頂点に君臨してい
るイーストウッドの存在を
思いながら見ると、大げさ
に言えば感慨深い感じす
らする作品でもある。
葉巻をくわえるアイデアが
本当に禁煙家イーストウッド
のアイデアだったのか等も
今では伝説のような話だが、
寡黙でふてぶてしく精神的
に逞しい彼のイメージの原
点となったキャラクター作り
も出色と言える。
イタリア製西部劇の真骨頂、
残虐極まりない敵役のジャ
ン・マリア・ヴォロンテ、彼の
情婦マリアンネ・コッホ、主人
公の協力者、ホセ・カルヴォ
とヨゼフ・エッガー等など、
イタリアはじめドイツ、オース
トリアなどの俳優を集め、主
にスペインで撮影されたとい
う国際色豊かな作品としても
実に興味深い。
・・・・・
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↑ DVD情報他 ↑ | 評価・お勧め度(満点★5個) ★★★★☆ スタッフ・キャスト/製作年度/ 製作費/上映時間/興行収入他 ストーリー 解説 |
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スタッフ・キャスト
監督:セルジオ・レオーネ
製作
アリゴ・コロンボ
ジョルジオ・パピ
ハリー・コロンボ
脚本
セルジオ・レオーネ
ヴィクトル・アンドレス・カテナ
ハイメ・コマス
ドゥッチオ・テッサリ
撮影:ジャック・ダルマース
編集:ロベルト・チンキーニ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演
クリント・イーストウッド:ジョー”名のない男”
マリアンネ・コッホ:マリソル
ジャン・マリア・ヴォロンテ:ラモン・ロホ
ホセ・カルヴォ:シルヴァニート
ヨゼフ・エッガー:ピリペロ
アントニオ・プリエト:ドン・ミゲル・ロホ
ジークハルト・ルップ:エステバン・ロホ
マリオ・ブレガ:チーコ
ウォルフガング・ルスキー:ジョン・バクスター
マルガリータ・ロサノ:コンスエラ・バクスター
イタリア映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
1964年製作 100分
公開
イタリア:1964年9月12日
北米:1,967年1月18日
日本:1965年12月25日
製作費 $200,000
北米興行収入 $11,000,000
世界 $14,500,000
・・・・・
ストーリー
国境近くのメキシコの町、流れ者の”名のない男”/ジョー
(クリント・イーストウッド)が金のにおいを嗅ぎ付け現れる。
町のチンピラに脅されたジョーは、宿屋のシルヴァニート
(ホセ・カルヴォ)から町の様子を聞かされ、裏の棺桶屋
ピリペロ(ヨゼフ・エッガー)が繁盛していることを知る。
棺桶の寸法が測られたと皮肉まじりに町から出て行くよう
シルヴァニートから助言されたジョーだったが、町を仕切
っている”豊かな”2人のボスの存在を知り町が気に入る。
酒を売る盗賊のロホ兄弟と、銃をさばくバクスター(ウォル
フガング・ルスキー)が町を二分していたのだ。
ラモン(ジャン・マリア・ヴォロンテ)のいるロホ兄弟の勢力
が上とシルヴァニートから聞いた文無しのジョーは、早速
行動を開始する。
ピリペロに棺桶を三つ用意させたジョーは、保安官でも
あるバクスターの四人の手下を簡単に倒し、ロホに自分
を売り込もうとする。
思惑通りドン・ミゲル・ロホ(アントニオ・プリエト)に雇われ
金を手に入れたジョーは、町の入り口で見かけた美しい
女マリソル(マリアンネ・コッホ)に目を留める。
ミゲルの弟エステバン(ジークハルト・ルップ)が、自分に
大金を払ったことが気に入らない様子を知り、ジョーは
ミゲルにあてがわれた部屋を出てシルヴァニートの宿
に戻る。
町に現れた軍隊の積荷が気になり、シルヴァニートと
それを探りに行ったジョーは、騎兵隊に扮したラモンが
軍隊の金塊を奪ってしまう現場を目撃する。
ミゲルにラモンを紹介されたジョーは、ラモンがバクスター
との和解を考えていることを聞き、ミゲルに金を返し立ち
去るが、頭の切れるジョーをラモンは警戒する。
ラモンは、軍隊を全滅させたことが知れないよう一時的
に平和を装い、その後バクスター一家を壊滅させる企
みだった。
シルヴァニートは、ロホとバクスターが和解したことを
単純に喜ぶが、ジョーは次の計画を考えていた。
バクスターはロホ一家の招待を受け、彼らの話を真に
受けるが、それを警戒する妻のコンスエラ(マルガリー
タ・ロサノ)の前にジョーが現れ、ロホ側が和解を申し出
た理由を彼女に知らせる。
コンスエラはロホ一家を破滅に追い込める情報を手に
入れ、夫を呼びジョーに500ドル渡すよう指示する。
金塊輸送の兵隊の死体を墓地に置いてきたジョーは、
そこにバクスターが向かうことをロホ側に知らせ、彼ら
からも500ドルせしめる。
墓地の兵隊に金塊強盗の証言をさせ、ロホ一家を壊
滅させようとするバクスター達と、それを阻止しようと
するラモンらは墓地に急行する。
墓場で双方撃ち合いとなり、ラモンは兵隊を狙撃し
バクスターの息子を人質に取り引き返す。
その頃、ロホのアジトに忍び込んだジョーは、ラモンの
女マリソルに出くわし彼女を殴ってしまい、コンスエラ
の元に彼女を連れて行く。
マリソルがバクスターに連れ去られたと思い込んだ
ラモンは、彼女と引き換えにバクスターの息子を渡す
ことを約束する。
翌日、人質の引渡しが始まるが、マリソルの子供と夫
が彼女に歩み寄る。
ラモンは夫を殺すよう部下に指示を出すが、シルヴァ
ニートが銃を構え、ジョーも加勢しそれを阻止する。
しかし、状況を察したジョーは、マリソルにラモンの元に
行くよう指示する。
ロホのアジトに戻ったジョーは、酒盛りで泥酔したように
見せ掛け、ラモンが留守の隙にマリソルを助け出し、夫
と子供と共に逃がしてしまう。
バクスターがマリソルを逃がしたように見せかけたジョー
だったが、ラモンにそれを見破られ袋叩きに遭う。
命だけは生かされたジョーは火薬庫に火を放ち、ラモン
らが混乱している隙にアジトを脱出する。
ラモンはジョーの居場所を探すためシルヴァニートを痛
めつけ、バクスターの屋敷に向かい焼き討ちにし、一家
を皆殺しにする。
ジョーは、ピリペロを呼び止め棺桶に入り町を脱出し、
廃坑で傷を癒し射撃の勘をを取り戻す。
シルヴァニートが捕まり拷問を受けていることを知った
ジョーは、ピリペロが盗んできたダイナマイトを受け取
り町に向かう。
シルヴァニートを痛めつけていたラモンらの前に、
ダイナマイトの爆発音と共にジョーが現れる。
ラモンは容赦なくジョーの心臓を撃ち抜くが、何発もの
弾丸を受けながらジョーは立ち上がりラモンを挑発する。
そして、ラモンの弾が切れたのを確認したジョーは、
ポンチョの下に隠した鉄板をはずし、ラモンの手下
4人を撃ち殺す。
ジョーは、”拳銃はライフルに勝てない”というラモンの
口癖が確かか試そうと彼に勝負を挑む。
シルヴァニートを助けたジョーは、焦るラモンより早く
拳銃に弾を込め、ラモンの心臓を撃ち抜く。
ホテルに潜み、ジョーに銃口を向けていたエステバン
をシルヴァニートが銃撃する。
ピリペロは転がる死体の寸法を測り始め、ジョーは
シルヴァニートに別れを告げて町を去っていく。
・・・・・
解説
言わずと知れた黒澤明
の「用心棒」を題材にした
イタリア製西部劇の代表作。
これが始まりのように思
われているイタリア製西
部劇だが、既に当時、数
十本の作品が作られてい
て、その後大スターとなる
クリント・イーストウッドが
出演していたということで、
数年後にアメリカ本土で
も話題になった作品。
そういう意味では、イース
トウッドの出世作と言える
作品でもない。
長い下積みの末、テレビ
の「ローハイド」で人気を
得ていたイーストウッドだ
が、その頃活躍し始めて
いたチャールズ・ブロンソ
ンやジェームズ・コバーン
でさえも雇えなかった低予
算映画に代役のような形
で出演したというのも事実。
しかし、今見ると運命的な
ものを感じる作品で、演技
力があるとも言えないイー
ストウッドの物腰や一種独
特の雰囲気は、スターにな
る予感を感じさせる。
また、彼が師と仰ぐ同年
代のセルジオ・レオーネ
やエンニオ・モリコーネと
の、その後も続く友情が
始まったという意味では
記念すべき作品と言える。
誰がどう見ても「用心棒」
の盗作なのだが、製作者
側はそれを認め、またそ
の影響もなく、わずか20
万ドルで作られたこの作
品は、全世界で1450万ド
ルという、イタリア製西部
劇としては驚異的な興行
収入をあげた。
この成功により、イースト
ウッドがほぼ同じ雰囲気
で登場する”名のない男”
シリーズは、続編ではない
が「夕陽のガンマン」('65)、
「続・夕陽のガンマン」('66)
へと続く。
正統派西部劇と比較す
ると、そのコスチューム
などが滑稽に見えてしま
うのだが、その辺りは割
り切り、単純に「用心棒」
との共通点や違いを探っ
たりしてみても結構楽しい。
とにかく、50年以上前か
らキャリアを重ね、80歳
になろうとする今尚、ハリ
ウッドの頂点に君臨してい
るイーストウッドの存在を
思いながら見ると、大げさ
に言えば感慨深い感じす
らする作品でもある。
葉巻をくわえるアイデアが
本当に禁煙家イーストウッド
のアイデアだったのか等も
今では伝説のような話だが、
寡黙でふてぶてしく精神的
に逞しい彼のイメージの原
点となったキャラクター作り
も出色と言える。
イタリア製西部劇の真骨頂、
残虐極まりない敵役のジャ
ン・マリア・ヴォロンテ、彼の
情婦マリアンネ・コッホ、主人
公の協力者、ホセ・カルヴォ
とヨゼフ・エッガー等など、
イタリアはじめドイツ、オース
トリアなどの俳優を集め、主
にスペインで撮影されたとい
う国際色豊かな作品としても
実に興味深い。
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