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*ストーリーの結末詳細な内容が記載されていますのでご注意下さい。

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

Sweeney Todd: 
The Demon Barber of Fleet Street (2007)

aSweeneyTodd.jpg 評価・お勧め度(満点★5個) 
★★★★★
スタッフ・キャスト/製作年度/
制作費/上映時間/興行収入他

アカデミー賞
ストーリー
解説
You Tube 関連動画
 
WEB SITE(アメリカ・こちらの方が楽しい)
Web Site (日本版)
・・・・・
スタッフ・キャスト 
監督:ティム・バートン
製作総指揮:パトリック・マコーミック
製作
リチャード・D・ザナック
ウォルター・F・パークス
ローリー・マクドナルド
ジョン・ローガン

脚本:ジョン・ローガン
撮影監督:ダリウス・ウォルスキー
編集:クリス・レベンゾン
美術・装置
ダンテ・フェレッティ
フランチェスカ・ロ・スキアーボ
衣装デザイン:コリーン・アトウッド
音楽:スティーヴン・ソンドハイム

出演
ジョニー・デップ:ベンジャミン・ベーカー/スウィーニー・トッド
ヘレナ・ボナム=カーター:ミセス・ラヴェット
アラン・リックマン:ターピン判事
ティモシー・スポール:バムフォード
サシャ・バロン・コーエン:ピレリ
エドワード・サンダース:トビー
ジェイミー・キャンベル・バウアー:アンソニー・ホープ
ローラ・ミシェル・ケリー:ルーシー
ジェイン・ワイズナー:ジョアナ

アメリカ/イギリス映画
配給 ドリームワークス / ワーナー・ブラザーズ
2007年製作 117分
北米:2007年12月21日
イギリス:2008年1月25日
日本:2008年1月19日
制作費 $50,000,000
北米興行収入 $52,882,759
世界:$152,523,073

・・・・・
アカデミー賞
第80回アカデミー賞
・受賞
美術賞
・ノミネート
主演男優(ジョニー・デップ)・衣装デザイン賞 

・・・・
ストーリー 
19世紀ロンドン、フリート街の理髪師ベンジャミン・バーカー
(ジョニー・デップ)は、妻ルーシー(ローラ・ミシェル・ケリー)と
幸せな生活を送っていた。 

しかし、妻を奪おうとする悪徳判事ターピン(アラン・リックマン)
の陰謀で、無実の罪を科せられ投獄されてしまう。 

15年後、脱獄したベンジャミンは、船乗りアンソニー・ホープ
(ジェイミー・キャンベル・バウアー)に助けられロンドンに戻り
フリート街に向かう。 

パイ屋のミセス・ラヴェット(ヘレナ・ボナム=カーター)から、
妻ルーシーと娘の悲惨な運命を聞かされたベンジャミンは、
ラヴェットの協力で再び理髪店を開業し、ターピンを殺害す
るため、狂気の復讐鬼スウィーニー・トッドと化したのだった。 

トッド(ベンジャミン)の娘ジョアナ(ジェイン・ワイズナー)は
ターピンの養女として育てられていたが、それは彼女にと
って幽閉と言ってもいいような生活だった。

アンソニーは、ターピンの屋敷の窓辺にたたずむジョアナを
見かけ一目惚れしてしまい、彼女が閉じ込められていること
を物乞いの女から聞きく。 

ターピンはアンソニーを屋敷に招き入れ、ジョアナに近づくこと
を禁じ、手下の役人バムフォード(ティモシー・スポール)が彼を
痛めつけ屋敷から放り出す。

しかし、アンソニーはジョアナを助け出すことを心に誓う。

聖ダンスタン市場で、その昔、トッドの店の手伝いをしていた
ピレリ(サシャ・バロン・コーエン)は、イタリア人に変装して
ロンドン一の理髪師という触れ込みで、道化のような余興を
行っていた。

トッドは市場でバムフォードを見つけ、一気に片をつけようと
するが、ラヴェットがそれを制止する。 

ピレリのペテンを見破ったトッドは、ヒゲ剃りの技で彼を打ち
負かし、それを審査したバムフォードを牽制する。 

アンソニーは、ジョアナから密かに屋敷の鍵を受け取り、
彼女を連れ出し駆け落ちする計画をトッドに伝える。

トッドの店に、ピレリと助手のトビー(エドワード・サンダース)
が現れる。

トッドがベンジャミンだと気づいたピレリは、正体をばらされた
くなければ、売上の半分をよこすようにとトッドを脅迫する。 

トッドはためらいもなくピレリを殺し、ピレリに虐待を受けて
いたトビーは、ラヴェットのパイ屋で働くことになる。

ターピンは、世の中の悪からジョアナを守るため彼女と結婚
することを決めるが受け入れられずにいた。

バムフォードから、身なりを整え無精ひげを剃るよう忠告を受け
たターピンは、トッドの店へと足を運ぶ。 

ターピンを殺す絶好のチャンスを、アンソニーに邪魔された
トッドは、必ずやターピンを殺すと心に誓い、腕を磨くために
町中の人々に自分の腕を自慢し、来店した客を次々殺していく。  

その死体の処理に困ったラヴェットは、自分のまずいパイに
一味足す名案を思いつく。 

トッドは理髪台を改良し、死体は地下のパイ製造室に直行
していく。 

おかげで、その味が評判となったラヴェットの店は大繁盛する。

ラヴェットは密かにトッドに恋心を抱き、多くの夢を彼に語る。 

ターピンは、アンソニーを待つジョアナを無理矢理に精神病院
送りにしてしまう。

トッドはカツラ用の髪の毛を手に入れるという口実で、
アンソニーを精神病院に侵入させジョアナを救い出し、
ターピンをおびき出そうとする。 

ピレリが消えた日からトッド恐れていたトビーは、ラヴェット
に危機が迫るのではないかと心配する。

ラヴェットは、動揺するそんなトビーを優しくなだめ、パイ作りを
手伝わせると言って地下室に閉じ込めてしまう。

ラヴェットのオーブンから出る、異臭を放つ煙の苦情を聞き
入れたバムフォードは、ラヴェットの調理場を調べにくる。

トッドはバムフォードを殺害し、トビーはパイの中身が人肉
だということに気づく。

アンソニーはジョアナを救い出し、トッドの店に残し旅立つ
準備に出かけ、ジョアナは身を隠す。 

トッドは、店に現れたターピンの屋敷前でうろつく物乞いの女
の首を切り裂く。 

そして、ターピンをおびき出すことに成功したトッドは、彼の命
を奪い目的を果たす。

トッドは、隠れていたジョアンを彼女とは知らず殺そうとするが、
ラヴェットの叫びを聞き地下室に向かう。 

自分が殺した物乞いの女が、妻ルーシーだったことに気づい
たトッドは、それを知っていたラヴェットをオーブンに投げ込ん
でしまう。 

トッドはルーシーを抱き上げるが、潜んでいたトビーに首を
切られ絶命する。 

・・・・
解説 
1979年にスティーヴン・ソンドハイム
作詞、作曲、ヒュー・ウィーラー脚本
ブロードウェイ上演され、翌年に
ロンドンウエスト・エンドでも上演
されたミュージカルの映画化。

スティーヴン・ソンドハイムは、
これにより1979年度のトニー賞
を受賞している。

どこまでも切ない復讐劇、
ティム・バートン独特の、彩度を落と
した映像、復讐鬼(ジョニー・デップ)が
過去を振返り、協力者の残忍な人肉
パイ屋(ヘレナ・ボナム=カーター)が
未来妄想する場面のみ、突然フルカラー
に変わるショッキングな映像美。  

復讐そして多くの(多彩な)幸せを望む
現実の主人公二人には、鮮血の""
一色しか似合わないという皮肉が効果
抜群で、劇場で観なくては価値のない
作品とも言える。

オープニング・クレジットから度肝を抜く
ティム・バートンの世界に翻弄される。 

スティーヴン・ソンドハイムの、力強く
不気味なテーマ曲他は、街に潜む
狂気の復讐鬼の恐ろしさを際立たせる。

ダークな雰囲気や色彩とは対照的な
美しい歌声も、見ている者を飽きさせない。

あまりの面白さに、公開翌日と次の週
に連続で映画館に足を運び、明日もまた、
と言われれば必ず行きたいほどの作品。

個人的には、
ティム・バートンジョニー・デップコンビ
の作品では、「エド・ウッド」をベストに上
げていたが、今回、見る度に面白さが増
すこの作品が、ランク1になるかもしれない。

アメリカで上映館数が少なかったのは、
かなりキツイ描写で規制がかかったの
が原因で、作品の高い評価とは裏腹に、
興行成績が伸びなかった作品でもある。 

恐ろしくも哀れな、アカデミー主演賞
にノミネートされたジョニー・デップ
ヘレナ・ボナム=カーターの歌声を
含めた怪演も秀逸だ。 

いつものジョニー・デップのイメージと
魅力だけに惹かれて見る方は、想像
以上のショッキング映像にご注意を。

不気味でもある、傲慢な悪徳判事
アラン・リックマンだが、主人公達の
強烈なキャラクターにより影が薄い
気もする。 

ターピンの後押しを盾に権力を
振りかざす役人ティモシー・スポール
トッドを脅し最初の犠牲者となる
サシャ・バロン・コーエン、トッド
を恐れるが一人生き残る身より
なき少年エドワード・サンダース
唯一の救い、船乗でジョアナと共に
逃げられるであろうという希望を持た
せるジェイミー・キャンベル・バウアー
ジェイン・ワイズナー、精神を病み
そうとは知らずに結局夫に殺される
ローラ・ミシェル・ケリーなどが共演
している。 

・・・・・
予告編
 


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プロフィール

Author:Ethan Edwards
静岡県御殿場市在住
地元タウン誌などに、
映画コラムを執筆中
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